16/10/02:降水量67mL ~ほろ苦イカメタル初挑戦
「今年は船釣りを始めるぞ!」
そう宣言してからはや2ヵ月。悪天候と仕事と巡り合わせが悪く、なかなかどうして釣りに行けなかった。
船はおろか陸っぱりすらご無沙汰だったのである。
例年になく暑かった夏も過ぎ、涼しくなってきた10月になってようやく沖釣りデビューを果たすことができた。
運良くNorthCastさんのイカメタルツアーに空きがあったのだ。
深夜2時に札幌を出発し、法定速度で走ること11時間半。なんとなく靄がかかる勇払マリーナに到着した。
途中寄ったコンビニで買ったパンを食べ、タックルを用意して船に乗り込んだのが朝方4時半。
お世話になったのはタマリスクさんである。
出港した船の上で波飛沫をかぶりながらじっと待つこと1時間と少し。船はようやくポイントへと到着した。
さて、結論から書いてしまうが、結局私にイカは釣れなかった。
(アテンドしてくれた築田さんが1杯分けてくださったので、美味しく食べることができました)
釣果はカジカ3匹とサバが3匹。ほろ苦いデビュー戦となりました。
もともと聞いてはいたのだが、なんといっても棚が深すぎた。
船長の合図でジグを下ろそうにも、よくよく考えてみると私の持つ唯一のベイトリールAbu Garcia REDMAX船-Lには150メートルしかラインが巻けない。
それでいて棚が150~170メートルなのだから、そりゃあ届くはずがない。
しかもAbu Garcia REDMAX船-Lは一巻で70数センチしか巻けないため、船の移動やサバの巻き上げでも相当な回数巻かねばならず、腕はパンパンだし周りにも迷惑になるしで必死であった。
タイラバにも挑戦したいけども、事前に船長に棚について確認しなきゃダメですなあ。
今年はこれ以上タックル追加せずにやりたい。
16/07/30:降水量66mL ~タイラバタックル購入
白石区のNorthCastさんにお邪魔してきました。
タイラバとイカメタルを始めるべく、店員さんに相談に乗ってもらって
スポーツライン SP タイラバ B-69HB 69HBとアブガルシア RED MAX船購入。
さあ、あとは休みを見つけて釣りに行くばかり。ハマったらもう少し高価な道具を揃えようっと。
16/07/10:降水量65mL ~苫小牧ボートロック リベンジ!
ずいぶんと時間が経ってしまったが、前回惨敗した苫小牧ボートロックからおよそ1ヵ月。
このままでは終われないということで再びシーボートの佐藤船長にお世話になりました。
午後から天気が悪くなる予報ということで霧の中を早朝の出港。
今回は私の他に浪人生時代からの友人と、その彼女と3人。ボートには常連さんの2人グループもご一緒しました。
先に着いていたこともありミヨシへ入れてもらい、18gテキサスにBTSナチュラルゴールドでスタート。
防波堤に近いミヨシの方が好条件のはずなのに、トモから投げている常連さんが次から次へと竿を曲げます。
少なからず焦りつつも投げること十数投。ひったくるようなアタリがあり、上がってきたのは50cm近いアブラコ。
思わず笑みがこぼれます(顔は隠してますが 笑)
この日、調子が良かったカラーはナチュラルゴールドでした。
ジグヘッドでもテキサスでも、BTSでもグラスミノーLでも次々に釣れてきます。
途中から数えるのをやめてしまいましたが、40cm以下も合わせると10本以上釣れました。
今回が久しぶりの釣行で、ボート2度目の挑戦だった友人もなんとか2匹。
釣り自体10数年ぶり、ボートは今回が初挑戦という彼女は50upを3匹含む5匹(かな?)。
船長曰く「まあまあだね」とのことですが、初心者グループの我々からすると出来すぎくらいの釣果でした。
楽しかったなあ! 美味しかったし。
さ、今年は本格的に船釣りに挑戦しよう!
16/06/18:降水量64mL ~苫小牧ボートロック
苫小牧ボートロックに挑戦してきた。
投稿自体も2年ぶりだが、前回苫小牧でボートに乗ったのは僕がまだ大学生の時だったから、実に7年近く前のことになる。
それよりさらに数年前、初めてのボートロックで50cmオーバーのアブラコ入れ食いに遭遇し、十年以上経った今でもその甘い経験が忘れられない。
しかしなかなか良い条件に恵まれず、今回もシーボートの佐藤船長が撤退を勧めるほどのバッドコンディションであった。
結局私は魚の顔を拝むことなく無念の帰港と相成ったのだが、同行したベテラングループはしっかりと釣果を得ていたのだから、ひとえに経験不足と言うより他ない。
今回の釣行ではうねりが酷く、活性も低い中で、底をねちねちと攻める釣りを余儀なくされた。
ワームも小魚を模したものより甲殻類を模したものの方が反応良く、釣れている方々を観察したところパンプキンシードのようは黄系が良さそうだったのだが、僕の手持ちはと言えば黒、黒に赤ラメ、白と
「白黒の世界で生きているのかオメーはぁ!」
と横っ面を叩きたくなるラインナップであった。
じゃあやむを得ないからグラスミノーでと思ったが、グラスミノーLに合わせるにはオフセットフックが大きすぎ、根係り覚悟でジグヘッドを使おうにも14グラムでは軽すぎて底もとれない。
今思えばジグヘッドの前にテキサス用の重りを足すこともできたはずだのに、その時は刻一刻となくなっていく時間に焦るばかりで結局何もできなかった。
圧倒的な経験値不足。何とかしなくては。
14/07/19:降水量63mL ~ 釣りデビュー
いくら明るい漁港ばかりとはいえ、一人での夜釣りはなかなかどうして寂しいものがある。
今の部署はシフトが不規則(そもそも365日24時間体制)なために、友達と予定を合わせるのも一苦労なのだ。
そこで一番身近な人間を釣りに巻き込むことにした。妻である。
その妻だが、ほとんど釣りの経験はない。彼女曰く、
「子供のころ、網を使って川で魚を掬った」
というのが唯一の釣り経験であるらしい。それが釣りなのかどうかはさておき、とにかく今回が殆ど釣りデビューなのは間違いない。
さて、こうなると大事になってくるのがターゲットと場所選びである。
釣り好きだって何も釣れなきゃガックリくるのだ。それが初釣行なら、そのダメージたるや推して知るべし。
やはり何か釣れなくてはならない。なにしろ妻には、
「釣りって楽しい!」
そう思ってもらわねばならないのだ。キャスティングとか難しい技術はなし。長く待つのもダメ。しかもできれば向こうアワセで掛るターゲット。
無理難題を吹っ掛けられた一休の気分になりそうだが、これらの条件を満たす釣りが実はある。この時期に小樽で釣れるハゼである。
これならばまずボウズはなし。しかも足もとで、向こう掛りで釣れてくる。小樽ならば自宅からも近く、移動時間も短い。だいたいハゼならば日中に釣れるから、早起きの必要もない。
これだッ!
というわけで快晴の色内埠頭を訪れた。仕掛けは簡単。道糸の先に中重りを結び、その先にニジマス針を結ぶだけ。ハリスにはガン玉を一つ付けてある。餌は塩イソメである。
妻に竿を持たせ、リールのベールを起こすと仕掛けがするすると海中へ消えていった。底の取り方を教えている矢先に小気味よいアタリがある。
ところがアタリはあるのだが、それをなかなか食わせられない。そこでガン玉と針の間を長くし、吸い込みを良くしてみたところ、やっと1匹釣れてくれた。
その後もアタリは続き、30分でもう1匹追加したところで今日は終了。楽しかったからまた来てもいい、と彼女も言ってくれたので、今回は大成功である。
その後、余市まで足をのばし、ジジヤババヤで昼食。確かに美味しかったのだが、余市という場所を考えるとお値段がやや高く、なにより接客がガッカリだったのがとても残念。もう一度行きたい! とまではならなかった。
14/06/29:降水量62mL ~ 考えてこなかったリグについて
実を言うとこれまでリグというものについて、あまりきちんと考えてはこなかった。
好きだ好きだと言いつつも年に数える程しか釣りに行っておらず、釣れなかった悔しさも次回釣行までにすっかり風化。結局は同じような状況を繰り返すという、よろしくないスパイラルへと知らず知らずの内に落ち込んでいたのである。
そういう状況を少し脱してみたところ、気がついたことが数点あった。
ボクのタックルケースにあるのは12gのバレットシンカー、フックサイズ0/2のオフセットフック。少しフックサイズは小さくなるものの、やはり10g以上ある安売りのジグヘッド(しかもちょっと根掛かりするとすぐにフックが開いてしまう)。
これまで投げ易さ重視で選んできた結果とはいえ、正直言ってあまりにも偏っている。
沖堤やボートで深場を攻めるなら良いのだが、浮いた魚をスロースイミングで狙うとなるとかなり厳しい。
しかも現場でリグを組む事を億劫がって、底を狙うもジグヘッド使用が多かった。そりゃあ根掛かりもするはずだ。
釣れないながらもキャストを繰り返したことで5g以下のリグでもそれなりに投げられるようになってきたし、もっと軽いリグも揃えて釣りの幅を広げよう。
14/06/25:降水量61mL ~ 余市にて入魂リベンジ!
ボクの職場は四方の壁が外に面しておらず、数少ない窓の向こうも廊下しか見えない。
そんな閉塞感極まる職場に籠りつつも、僅かな移動時間で窓から覗く青空を見るにつけ、
「釣りに行きたい!」
という想いを募らせていた。新しく購入した竿への入魂すらもまだである。
そういうわけで休日出勤の代休を利用して釣行を強行した。
一人で余市まで行くのは遠いから、と敬遠していたのだが、前回は距離を優先した小樽でボウズの憂き目に遭っている。
2連続のボウズは絶対に避けたいということで、今回は余市まで足を伸ばした。
雨男の名に恥じる好天の余市港に到着し、そーっと海面を覗いてみるとなにやら沢山の魚影が見える。
それだけでなく、ばっしゃんばっしゃんと音を立てて魚が跳ねている。
ひょっとしてアメマスかしら?
俄然気合いも入り、実績のある100円ミノーを投げるが何の反応もない。
手を変え品を変え、表層を探ってみるがまるで駄目。魚はすぐ近くでも跳ねているのに、まったくアタックしてこない。
これで駄目なら諦めようかな、そう思いながら100円ミノーの黒に戻し、リトリーブしているとついにヒット。
おおお! とテンションが上がったのもつかの間、すぐに様子がおかしいことに気がついた。
糸の先に生命反応は感じるのだが、全然抵抗する素振りがない。リールを巻くとするする寄ってきてしまう。
それもそのはず。釣れたのはコレだった。
どうやら跳ねているのは全部コイツ。中には50cm以上ありそうな個体がびったんぼったん音を立てて跳ねている。
それはそれで釣れたら楽しそうじゃないのと思い、キャストを繰り返すが、結局釣れたのはこれ1尾であった。
明るいうちはアブラコでもなんて考えていたのだが、これといった釣果もないまま日没。
あいも変わらず跳ね続けているウグイに、
「こいつらいつ寝てるんだろうな」
なんて思いながらキャストを続けていると、表層のスイミングでガツン!
なかなかの暴れっぷりで、ウグイではないことが分かる。
慎重に抜きあげると25cmほどのレギュラークロゾイであった。
記念すべき入魂魚(ウグイはノーカン)というわけで、写真撮影後にリリース。
ちなみにヒットルアーはECOGEARAQUA MILFLE 3 アトラクティブオレンジ ブラックFlkである。
その後もいろいろ試してみるのだが、ショートバイトが多くなかなか乗せることができない。
思うところはいろいろあるのだが、手持ちのリグではどうしようもなさそうである。
自分で設定した制限時間いっぱいとなりつつあり、最後にもう一度ハードルアーを試してみた。
やはり表層でガツンとあたり、竿を立ててみると先ほどより良い引き。釣れたのは30cmにちょっと足りないクロゾイであった。
美味しそうなのでこれを持ち帰ることにして、本日は納竿。
ああ楽しかった!