17/6/10:降水量84mL ~ 余市シーランチでSPJヒラメ

雨の予報の中、スローピッチジギングでのヒラメ釣りに挑戦してきました。

お世話になったのは余市シーランチさんです。

ほとんどの釣り人はバケ使用、ジギング勢は私を含めて4人でした。

ぽつらぽつらとは上がるものの、全体としては非常に渋い状況。

私もSPJ初釣果を目指してジグ振り続けますが、なかなかどうしてあたりません。

途中20cm程度のガヤが一尾上がりますが、これはノーカウント。

これといった釣果のないまま時間だけが過ぎ、最後の一流し。

待望のアタリがあり、ごんごんと首を振って突っ込む感じから青物と確信します。

ドラグの具合も丁度良く、ちりちりとラインが引き出されますが良く耐えました。

しかし初青物のパワーにビビってしまい、ドラグを少し締めたのが運の尽き。

お顔を拝見することなくバレてしまいました。

しかし青物の引きはアドレナリンが出ますね。

ますますハマってしまいそうです。

17/5/6:降水量83mL ~ 苫小牧ボートロックにて手製タイラバ一本勝負!

今年のゴールデンウイーク釣行第2弾は苫小牧ボートロックです。

全体的に好天だった2017年のゴールデンウィークで、荒れ模様の予報となった5月6日。本来は午後だった出港予定を明け方に前倒ししての釣行です。

例によって竿さえ出せれば釣れなくても構わぬ! というモノ好きばかりを乗せて、曇天の勇払マリーナを出港しました。お世話になったのは例によって例によってタマリスクです。

さて、いつもならあれやこれやと道具を用意して行くのですが、今回は手作りタイラバ1本で勝負しました。試してみたかったのはティップを自分で修理したタイラバロッドが使用可能なのかどうかと、至適タイラバ40g~100gというロッドで20gのタイラバを使用可能なのか否かです。

まずは白灯台の防波堤内側を流します。潮は動いていないと言いますが、風の影響か海中はややうねりがある模様。もっとも良く売られているタイラバに比べるとかなり軽めの手製タイラバですが、集中していれば十分に底は取れます。

その軽さゆえか根がかり回避も実に良好。色付きのPEラインによると水深はおよそ20mといったところ。船の動きによってはラインがかなり斜めに送り出されますので、隣の方とお祭りしないように十分注意しながらバーチカルに探っていきます。

今回皆さんの狙いは大型ソイですが、開始早々にグングン首を振って上がってきたのは50cm近いアブラコでした。

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(写真はタマリスクHPより拝借)

手製タイラバ、釣れます。

やはり状況的にかなり渋く、手練れの皆さんもなかなか数を伸ばせません。アタリも散発的です。

移動を繰り返し、なんとか30cmオーバーのソイを追加。

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あまり食い気の立っていない状況なので、口を使わせるのが難しい。魚が浮いておりタイラバ有利と思われましたが、誘えども誘えどもなかなか食ってきません。穴をねらってネチネチ攻められるワーム組がアブラコの釣果を順調に伸ばしますが、ソイは時折まずまずのサイズが上がってくる程度。事前情報通り厳しい状況となりました。

それでもアブラコとソイをそれぞれ2本ずつ揃え、個人的にはまずまずの釣果でした。

その後風も強くなり、雨もぱらついてきたところで沖上がり。直後に土砂降りとなりましたので、非常にいいタイミングでの切り上げとなりました。

今回の釣行にはティップを修理したタイラバロッドも十分使用に耐えましたし、苦しい状況下でも手製タイラバが釣果をもたらしたのも収穫です。満足満足。

ところでタイラバロッドは柔らかいので、魚が掛かると大きさの割に竿が弓なりとなって気持ち良いのですが、柔らかさゆえにというか、タイラバの特性ゆえにというか向こう合わせなのがちょっと物足りないですね(最近は掛けタイラバなんて釣り方もでてきているようですが)。

やはりあたりに対してビシッ! と合わせを入れるほうが個人的には合っている気がします。自分で獲ったぞ、という感じがしますし。

掛けタイラバ、挑戦してみようかな。

 

今回のタックルデータ

ロッド:スポーツライン SP タイラバ B-69HB 69HB

リール:アブガルシア  AMBASSADEUR REDMAX船-L

ライン:PE 0.8号

リーダー:ナイロン20lb

タイラバ:手製20g赤(スカートは赤と水色)

17/4/29:降水量82mL ~ 小樽プレジャーボートで攻めカレイ

またまたご無沙汰しておりました。

2017年2度目の釣行は小樽高島沖でのボートカレイです。今回は遊漁船ではなくプレジャーボートでの釣りに初挑戦。

前日までの雨の予報もどこへやら。天気予報では降水確率0%と、雨男の私には嬉しい誤算です。

さて、今回はNorthCastさんのツアーやイベントでご一緒させていただいたミッチーさんの操舵で小樽マリーナを出港です。

 

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( ↑ 今回乗ったものと同型のボート)

 

私を含めて3人しか乗船していないこともあり、最大積載人数5人というこれまで乗った中でもっとも小さい船でした。ですがこの日は風も弱く、湾内はとても穏やか。時折近くを大き目の船が通るときを除けば、揺れもほとんど気になりません。

さて、マリーナを離れ、南防波堤と沖防波堤の間を通り、さらには大量に入っている刺し網のブイの隙間を抜けて、おおよそ20分でポイントに到着。実釣開始です。

実は私、ボートでのカレイ釣りはこれが始めてでした。もちろん専用の竿なんて持っているはずもなく、とりあえず30号前後の錘が使えそうな竿を数本見繕って臨みました。具体的には、

① AbuGarcia abugarcia SALTY STAGE KR-X Kurodai SKS-772PMH-KR

② スポーツライン SP タイラバ B-69HB 69HB

③ メーカー不明 シーバスロッド(Lure weight 14~60g)

の3本です。カレイの繊細なアタリを捕らえるためには①かな? と思って始めたのですが、Max Lure weightが21gの竿ではやわらかすぎてやりにくい。誘いもフッキングも冗長になりそう。そこで早々に竿を③に持ち替えて仕切り直し。

この竿、10年以上前に5000円くらいで買った、どこのブランドかも分からないシーバスロッドですが、ちょい投げにジギングにと意外に活躍の場が広いのです。ロッド本体にBlueWaterとロッド名が入っているのですが、ネット全盛の現代においてGoogle検索に1件もヒットしないマイナーぶり。道内広しといえども、使っているのは私だけかもしれません。

リールはアルテグラ3000C。ラインはPE1号と10lbナイロンリーダーの組み合わせです。胴付きタイプの3本針(14号)に生イソメをつけて底まで落とし、海底を小突いてやります。

3回小突く→数秒ステイ→3回小突くの繰り返しをしていると、竿先に「びびび!」という小気味良いアタリが伝わります。軽くハンドルを巻きながら大きくフッキングを入れると、柔らかめのシーバスロッドが気持ちよく弧を描きました。上がってきたのは20cm半ばの食べごろマガレイ。

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おそらく一面カレイの絨毯のようになっているのでしょう。ひっきりなしにアタリがあります。時折混じる30cm超の固体が掛かれば、緩めに設定したドラグがチリチリ音を立てて、これまたとても気持ちがいいのです。

これまでカレイ釣りは投げ釣りしかしたことがなかったので、いわゆる「待ち」の釣りのイメージだったのですが、これは完全に攻めの釣り。誘い、アタリを感じたら電撃フッキング。とてもゲーム性が高くて面白いです。しかも待たないことで針を飲まれないので、手返しもとても良い。飲み込まれてしまった針を外すのは釣り人にとってもストレスですし、もちろん魚にとってもダメージが大きい。今回は針外しもとてもスムーズだったため、小さめの固体は元気なうちにリリース可能でした。

専用タックルでなくても十分楽しめた今回の釣行でしたが、もしロッドに選択肢があるのならあまり柔らかすぎないものの方が良かった印象です。タイラバロッドで釣っていたミッチーさんはアタリが多くあるものの乗せ切れないと言っていましたし、ある程度張りがあるロッドの方が、しっかりとあわせられます。もちろん食いが悪ければ話は変わってくると思いますが。

はじめの内こそ枚数を数えていたものの、20枚を越えたあたりから数がわからなくなり、ずっしり重くなったクーラーを抱えての帰宅。家に着いてから数えてみると、合計53枚でした。

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リリースを含めると70枚近い釣果だったと思います。肉厚のマガレイは煮つけとから揚げ、塩焼きに変貌し、おいしく皆の胃袋に納まっていきました。

ミッチーさんとは「来年も行きましょう!」と申し合わせて解散いたしました。

もちろん状況にもよるのでしょうが、非常に簡単で道具もそれほど選ばず、ゲーム性が高い。とても釣り入門にオススメなボートカレイです。これから釣りを始めたい方、一度行ってみてはいかがでしょう。

 

最後に今回のタックルデータ。

ロッド:ノーブランド シーバスロッド8ft (Lure weight:Max 60g)

リール:シマノ アルテグラ3000C 

ライン:PE1号

リーダー:ナイロン10lb

仕掛け:ハヤブサ 遊撃カレイシリーズ イエローバグ13号

錘:六角30号

餌:生イソメ

17/3/12:降水量81mL ~ shout!小野さんとのサクラマスツアー

前回の更新から丁度1ヵ月。行ってきました「 shout!小野さんとのサクラマスツアー」。

今回お世話になったのは余市シーランチさんです。

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初めて乗ったのですが、すごく大きな船でした。トイレも完備。キャビンではお湯も使えます。

夜も明けきらぬマリーナを出港して、揺られること1時間強。簡単な挨拶を皮切りに、スタートフィッシングです。場所は恐らく美国の沖辺り。

さあ! 何もわからない。今回が初めてのスローピッチどころか、初めてのジギングだったのです。

ほどなく基本の基の字もなっていなかったことがわかります。

①溶接リングを持っていなかった

②テールフックを着けていなかった(根がかりが怖かったもので)

③アクションの仕方もわからない

素人丸出しだったことが幸いして、NorthCast平中オーナーが①と②を解決してくれ、③については小野さんが丁寧に教えてくれました。

基本のワンピッチジャークから始め、1/2、1/4と続けます。

話に聞いていた竿の張りが重要とか、竿先でジグを跳ね上げる、という意味が試してみてようやくわかりました。

が、釣れません。ジグ回収のタイミングでホッケがチェイスしてきているのが見えましたが、それだけでした。

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天気は良いんですがねえ。

船長曰く海域全体が渋く、出ていた船の中では1番の釣果だったようですが、良い人で3本、2本と1本が数名で、私を含め6名(内5名右舷)がサクラマスボウズでした。

中でも右舷ミヨシだった私の位置は最も厳しい条件だったよう(小野さん談)。

船はトモを先に流していたようで、ミヨシの私はポイントに最後に入る形になりました。とはいえ、初挑戦ですべて手探りだったあの状況では左舷トモだったところで釣れなかった気がしますが。

そんな状況下でも小野さんはスピニングスローでkgオーバーのサクラマスを釣り上げていました。

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いやー、銀ピカで格好良い! これはぜひ釣ってみたいものです。

そんなこんなで華々しいスローピッチジギングデビューとはいきませんでしたが、楽しそうですし、続けていきたいと思います。

当面の目標はスローピッチで何か釣る、ですね。

17/2/12:降水量80mL ~ ツアー準備

ご無沙汰してます。1月末から週に1日休みがあればいい、という生活で、釣りどころじゃありませんでした。

まあ、春以降釣りに行こうと集中的に仕事を詰めているところもあるのですが。

もう昨年末の話になりますが、NorthCatさんのブログに shout!小野さんと行くサクラマスツアーのお知らせが出ました。

問い合わせたたところ、NorthCastさん分の枠はいっぱいでしたが、共同開催しているFishLand美しが丘店さんの枠に滑り込めました。

今日はそのツアーで使うためのスローピッチジグを購入しにNorthCastさんへ。今年お初でしたので簡単に挨拶し、アドバイスを受けて100gと150gのジグを数本購入。

さあ、わくわくしてきましたよ。目標はまず人生初サクラマスを1本!

 

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17/1/6:降水量79mL ~ タイラバ自作

書く書くと言いつつ時間が経ってしまったタイラバ自作のお話です。

もたもたしている内に2017年になってしまいました。反省。

さて、細かい部分は端折りますが、ざっくりいうと安価で、しかも軽いタイラバが欲しかった私は自作することにしたのでした。

まずは購入したもの一覧です。

①鯛オモリ 5号(関門工業)

②マニキュア(100円ショップ)

③空き瓶(100円ショップ)

④ラメシート(100円ショップ)

⑤釘打ち用台(ホームセンターで1000円位)

⑥釘

⑦下塗リ用塗料(BP)(東邦産業)

⑧鯛ラバヘッド専用ケイムラコーティング剤 130ml (タカミヤ)

シート打ち抜き用の穴あけポンチは実家にあったものを拝借。

鯛オモリのサイズはこんな感じです。↓

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金属用のヤスリでバリを取ります(厚めに塗料を塗ると結局隠れるような気もします)。

次に塗装です。当初はクリップで錘を吊り、塗料ドブ漬けで進めていたのですが、不安定な上に肝心の穴が塞がってしまうので方針を転換しました。

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丁度良い太さの釘を購入し、まずは金づちで鯛オモリの穴に通しました。

そして下塗り用塗料にどぼん。漬けては一晩乾かし、二度漬けしてもう一晩乾燥。

更に空き瓶に移したマニキュアも同じようにドブ漬けと乾燥でもう二晩。最後の塗料を塗ったら乾く前にくり抜いたラメシートを乗せました。接着剤不要です。

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乾燥後、更に二晩かけてコーティング剤を二度漬けして、最後に釘を抜きました。

時間はかかりますが簡単です。

で、これが完成品。

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ラバーとフックは既製品です。それでも1個当たりのコストは300円程度。随分と安く上がりました。

実際に作ってみてわかったことですが、ドブ漬けは確かに塗りムラができにくいのですが、地球上では重力の影響を受けるため下の部分がどうしても膨らみます。

それに釘の部分にも余分な塗料がくっつくため、形が歪になってしまいました。

奇麗に仕上げたいならスプレーによる塗装の方が良さそうです。

しかし不細工ながら苫小牧ボートロックでは大爆釣! 釣果の方は申し分ない出来でした。なかなか釣りに行けない冬の間にもう少し数を作っておきましょうかね。

多少の不細工は直接釣果に影響しないようですし、自作タイラバ、結構オススメです。

17/1/5:降水量78mL ~ 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

厳寒期は釣りも足が遠のき、更新も滞りますね。

仕事しないで釣りばかりして過ごしたい。

今年はスローピッチジギングデビューを目標に頑張ります。