16/11/5:降水量73mL ~苫小牧ボートロック好調!
札幌は朝から生憎の天気、というか酷い雪で、
「とてもじゃないけど出港は無理かなあ」
とタマリスクさんに電話をすると、苫小牧は降っていない様子。
「状況は良くないから釣れなくても良いなら」
という前置きに二つ返事で応えて出港。仕事の都合もあるので、乗れるときに乗っておかねば、と。
私と同じように釣れなかろうが出港したい! という方々と乗り合わせ、勇払マリーナを定刻に出港しました。
明るいうちはアブラコを、ということで初めに向かうは西港です。
婚姻色が美しいオスのアブラコ。48cmと惜しくも50には届かず。
14gテキサス(バレットシンカー)にエコギア BTS ナチュラルゴールド。日中の苫小牧ボートロックではかなり信頼のおける組み合わせ。堤防際のフォールでヒットしました。
さらに同じリグでもう1尾追加し、昼の部が終了。アブラコは全てリリースです。
うねりが酷く、早上がりとなる予定でしたが、マリーナ入り口まで戻るとうねりはどこへやら。船長の気遣いで東港で夜の部がスタートです。
周りで30cmクラスのクロゾイがポンポン釣り上げられる中、私はなかなか乗せることができません。
昼の部と同じテキサスリグに、エコギアグラスミノーL チカチカ室蘭を付けて底をねちねち探っていると、小さなアタリが。思い切り合わせると魚の反応はあるものの、根がかりかと思うほど上がってきません。ゆるめに設定しているドラグが出て行ってしまうため、リールのスプールを抑えながらポンピングで持ち上げて巻き上げます。上がってきたのは50cmオーバーのクロソイ!
50cmオーバーのアブラコは何度か経験がありますが、クロソイは初めてです。体高がある分、随分大きく感じます。
「今日は良くない」
と船長は言いますが、ワンキャストワンヒットの入れ食い状態。
個人的に今回の釣行で活躍したのは写真にも写っているスプーンでした。
10g以下のスプーンにオフセットフックを付け、そこにグラスミノーL チカチカ室蘭の組み合わせ。スローピッチの真似事でアピールすると次々にバイトがありました。
オフセットフックばかりを使うのは根がかりが怖いからですが、反面ジグヘッドに比べるとフッキングに難あり。
完全に腕の問題ですが、乗ったと思っても途中で抜けたり、あわせに失敗したりするケースが多く、モノにできたのは体感でアタリ全体の60%程度か、それ以下でした。ここはもっとトレーニングが必要ですね。
しかしスプーンリグはボートロックくらいの水深であれば、アピール力が高くて使い物になりそう。次回も試してみたいと思います。
持ち帰るクロソイとガヤは全て船上で血抜きをし、一番美味しい状態でのお持ち帰り。
釣って美味しい魚の方が、楽しみが増えて良いですね。
さて、今回のボートロックで最も衝撃的だったのがタイラバの威力でした。
ここまでで十分に長くなったので、タイラバについてはまた次回。