17/7/16:降水量85mL ~ 2017年2度目のタマリスクボートロック
約2ヵ月ぶりのボートロックへ行ってきました。
お世話になったのは例によって勇払マリーナのタマリスクさんです。
非常に好調と聞いていたにもかかわらず、いざ出港してみるとかなり渋い。
今回は午後便ということで15時出港だったのですが、
特に日が高い内は非常に魚の活性が低く、タイラバでバーチカルに誘ってもなかなか食ってきません。
アブラコ、特に方の良いものは穴の中でじっとしているようです。
なんとか釣れたのは40cmにも届かない小型。ロッドが柔らかいので引きこそ楽しめますが、やはり物足りないサイズです。
反面ソイは30cm半ばから後半の良い型が日中もぽつぽつ上がりました。
さらに陽が落ちてからは入れ食い状態。魚が浮いている時はレンジに囚われないタイラバが凄まじい威力を発揮しますね。
すでに産卵の終わった個体ばかりなので、遠慮なく血抜きをして美味しくいただきました。産卵後で脂が乗っていないかな? とも思っていたのですが、ところがどっこい脂ノリノリ。大変おいしゅうございました。
さて、今回はタイラバ以外にも色々試してみようとシーバスロッドとスピナーベイトなんかも持ち込んでいたのですが、結局何も試せずに終わってしまいました。
というのも、ポイント到着直後、
「はい、良いよー」
という船長の声を受けて立ち上がり、キャスト前にドラグの調整をと思ったら、調節つまみがまるで回りません。
やむなくロッドをAbuGarcia abugarcia SALTY STAGE KR-X Kurodai SKS-772PMH-KRに持ち替えるも、驚いたことにこちらに着けたリールも同じ状況。
10年選手だったShimano エアノス2500と3000cが同時に逝ってしまう大ピンチです。
機械部分の故障らしく、家に帰って油を注してもあまり状況は変わりませんでした。
締めこんだ時のゴリゴリ感はなくなったものの、めいっぱい締めても手で簡単に回ってしまいます。しかも調節つまみ自体も一緒に回転するため、大型のアブラコでも掛かれば突っ込みと同時にドラグが緩々となるばかりか、本体からスプールが外れかねない状態です。
まあ、価格3000円ほどのワゴンリールなのですから、十分働いてくれたと褒めるべきなのでしょう。
昨年晩秋から3桁近い数のソイを上げましたし、3000Cに至っては無理をして水深100m前後のイカメタルにまで使用したので、相当な負荷がかかっていたと思われます。
きちんと手入れをしていたおかげか、随分頑張ってくれました。
そんな状況でしたので色々試すどころでもなく、壊れたリールを騙し騙し使いながら、結局は自作タイラバ一本勝負となってしまいました。
来月も一度乗る予定をしていますので、その時はもっと色々試してみたいと思っています。
今回のタックルデータ
ロッド:AbuGarcia abugarcia SALTY STAGE KR-X Kurodai SKS-772PMH-KR
リール:Shimano エアノス3000C
ライン:PE 1.2号
リーダー:ナイロン20lb
タイラバ:手製20g赤(スカートは赤と水色、および緑)