18/1/20:降水量95mL ~ スロー系ジギングでサクラマスリベンジ

前回の釣行から2週間。土日を目前に控えた18日。そういえば高野船長に新年の挨拶してなかったな、と思い仕事の合間にスマホを手にしました。

「今年もよろしくお願いします。週末はマスですか?」

「釣れてるよー、来るかい?」

すぐに妻の許可を取り、二つ返事で週末の釣行を決めました。

深夜に札幌を出て1時間半。あっという間に勇払マリーナに到着です。室蘭へ行くことを考えると随分と近く感じます。極寒ではありますが何とか準備を終え、船に向かいます。

今シーズンはサクラマスが好調とのことで釣り人は沢山。タマリスクには乗ることができず、船長に紹介してもらい初めてのホーネットに乗船です。

後方のキャビンに入ったのですが、暖房がなくて足が凍えました。

寒さに耐えながらウトウトと約1時間、すっかりあたりも明るくなった頃、ポイントに到着しました。

船には私を含めて釣り人が6人。ソウハチ狙いの女性が2人いる他は全員がサクラマス狙いです。1人がバケオンリー、2人がジグオンリー、もう1人はジグバケ両方でした。

反応が40m前後という船長の指示でジグを振りますが、上がってくるのはスケソウばかり。これまで1尾もマスを釣っていないため、どんなアタリなのかも分からずイマイチ要領を得ません。

そうこうしている内に左隣でバケを振っていた方にマスが掛かります。聞けば棚は15m前後とのこと。

めちゃめちゃ浅いじゃないか! と巻き上げて棚を変えると、それまでとは明らかに違うひったくるようなアタリが。掛かってからも竿先が小気味良く叩かれます。強い遊泳力を感じる魚。

スケソウとは違うなあ、と思いながら巻き上げると念願のサクラマスが! 美しい銀ピカの魚体です。

私が何とかもう1本釣る間に、隣でバケとジグの両方を使っていた方はあっという間に10匹釣り上げてリミットメイク。ジグでも次々に釣り上げているので、技術を盗むべくジャークを真似します。

なるほど速めのジャークを多様している模様。

すっかり日が高くなり、ストップフィッシングの12時まであと1時間となった頃です。早朝は浅かった棚が100mのべた底でした。船全体もマスは上がらず、停滞ムードが漂います。

ところが私の竿には違和感が。着底から速いピッチで10回ほどしゃくり、そこからスローで誘いを入れるとアタリが頻発します。まさに前回釣行時のアドバイス通りです。

しかし明らかにアタリは出るのですが、なかなか乗せられません。感触としてはスケソウではなさそうです。

「はい、終了ですー」

という船長の声と渾身のフッキングが同時でした。なにしろヒットレンジが100mですので、なかなか上がってきません。

タモを手に隣に立ち、マスかいと聞く船長に、

「スレでなければ」

と答えながらひたすら巻きます。見えてきたのは今日イチサイズのサクラマス

「最後にきたねー!」

とタモを海中に着ける船長。暴れるマス。そして身切れ。タモまであと2mと言うところで痛恨のバラシでした。

しかしこの1匹が今日一番狙って掛けた感が強い1匹でした。この良い感触を次回につなげたいところです。

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タックルデータ

ロッド:シマノ / オシアジガー∞ B653

リール:シマノ / 11オシアジガー 1500HG

ライン:PE2.0号

リーダー:ナイロン16lb

ジグ:shout / LANCE 160g 左右非対称カラー ブルーピンクゼブラグロー