19/6/2:降水量112mL ~ オフショアブリ開幕戦
木曜日のことでした。
「日曜日お客さん1人しかいないんだけど、来られない? 予報ベタ凪やで」
と船頭の杉ちゃんから電話。
「行きましょう!」
と私。2019年オフショアブリ開幕戦です。
前日になって確認すると、お客さんは満員御礼12人。連日RED DRAGONや海友丸がブリ上げてブログupしてますからね。釣りたい気持ちは皆さん一緒。どの船もお客さんたくさんのようです。
余裕をもって出発し、古平漁港に到着したのは午前5時。日が昇るのも早くなって、この時間はすっかり朝です。
予想に反して波風が強く、何と無線塔沖まで行けないとのこと。まだまだ数が釣れるポイントは限られていて、厳しい戦いになりそう。
そんな予感は的中します。魚探に反応は映りますが、全然食ってきません。ブリが船の下に入ってはジグを無視して通り過ぎていきます。
昨シーズンを思い出しますね。魚探は真っ赤なのに誰も釣れない。
そんなときはジグをあまり動かさない方が良い、というのはわかっているのですが、何しろ私に与えられたミヨシのステージは波を受けて大きく上下し、時折立っているのが困難なほど。しゃくらずともジグは大きく動いてしまいます。
その後、古平方向へと船を戻し、ある程度波の治まっている海域で続行。ここでも魚探には反応が出ています。
色々なジャークを試しながら5時間。ホッケとケムシカジカしか上がらないまま時間だけが過ぎていき、ラストひと流し、で同乗していたお客さんに来ました。
(写真は魚鬼COMPANYブログより)
8kgのブリです。
船上にドラグの音が響き渡り、テンションが皆上がりますが、結局この1本だけ。
午後も続けて乗り、結局11時間船に乗っていたのでもうヘロヘロでした。
実は午前中に1本掛かった際、ミヨシにいた私とトモにいたお客さんにもブリと思われる強烈なアタリがありました。恐らく群れの中で1匹がジグを食ったため、他のブリも捕食スイッチが入ったのだと思います。しかし残念ながらフッキングにまで至らず。
釣行の最中、竿先に違和感を感じて巻き上げてみるとこの状況。
ベイトのサイズとジグはあっています。しかし食ってこない。
あまりジグを動かさないという点から行くと柔らかい竿で重めのジグを、ということになりますが、上がってくるブリのサイズと乗合であることを考えるとせいぜい3オンス、頑張って2オンス。
いっそタイラバの方が可能性があるのでは?
とも思いましたが、PE0.8号であのブリを上げる自信はありません(笑)
ワンチャンスをものにできなかった理由の一つとして、フックの選択があったように思います。アシストにPEが入った張りのある1cmを使っていたのですが、もっと長めで柔らかいものの方がフッキング、その後のやり取りどちらにも良さそうな印象でした。
さあ、リベンジに行かなくては。