'09/11/13 : 降水量 11ml~ハードルアーでサバを狙う(実釣編)
週末はどうも空模様が優れないようだ。
自分の予定をみて、「ここしかないっ!」ということで、午前2時に布団を抜け出し、ぶろろーんと一路小樽へ。
色内埠頭をぐるりと回るも、釣り人はほとんどなし。
この手の夜釣りでは生命線ともいうべき投光器も、一台しか出ていない。
ここは望み薄と判断し、車を降りることなく厩町岸壁に向かった。
岸壁に着いてみると、それほど多くはないものの、そこそこの釣り人が居る。
さらにそのほとんどが投光器を使用している。
とりあえず話だけでも、と思い、一番近くに居たおじいさんに話しかけてみると、
「うーん、昨日は良かったんだけどねえ・・・」
とのこと。最早これは一種の死亡フラグ。今までこう言われて満足に釣れた験しがない。
案の定この日も激渋で、チカ、サバ、イカのいずれも暗いうちはまるで駄目。
サビキ釣りをしている人たちの竿がお辞儀をし始めたのは、辺りが明るくなった、午前8時近くであった。
さて、暗いうちはメタルジグを振ってみたのだが、アタリすらなかった。
明るくなってからの方が可能性がありそうだったのだけれど、その頃にはボクの体がすっかりカチコチ、釣りをするどころではなくなってしまっていた。
それもそのはず、到着した午前4時頃の小樽の気温は-1度。
埠頭にある水溜りはすっかり凍ってしまっていて、油断すると極寒の海にダイヴ!
なんて洒落にならない事態になりそうである。
そんな状況の中、3時間以上も外に居続けたボクの体は芯まで冷えていたのだ。
一番酷かったのがむき出しになった手。
厚手のグローブも持ってはいたのだが、これをはめているとキャストがままならない。
かといってグローブなしだと、手がかじかんでやっぱりキャストがままならない。
ジレンマである。
今シーズンはサバもそろそろ終わりなので、来シーズンはもう少し暖かい時期か、ある程度気温の高い日中にチャレンジしたいと思う。