23/10/30:降水量131mL ~ 積丹沖真鯛&ティップラン開拓

「ダイバーが積丹の海に潜ったら真鯛だらけだったって!」

実際のところ、最近は積丹沖でも網にはまとまった数の真鯛が入るようで、私も神恵内産の真鯛をいただいたことがありました。

そんなにたくさんいるならタイラバで釣れないか試しに行こう、と。

最近道央圏でも釣果が聞こえるアオリイカもティップランで狙う、そんな楽し気な釣行の誘いを受けて、断れるわけがありません。二つ返事で参加を決めました。

さて、開拓釣行が行われたのは10/30。昨年より新艇となった余市シーランチの加藤船長にお世話になりました。

今年は11月になってから20℃を超えるような日もありましたが、この日は気温一桁でかなり冷えます。

まずは全員でタイラバからスタート。ほぼ全員がタイラバで真鯛を釣った経験があるアングラーですが、粘れども粘れども真鯛の釣果はなし。

水深は深くても20m程度。ドテラ流しのためラインはかなり斜めに出ます。ある程度まで行くと回収せざるを得ませんが、私は水深の2倍くらいまではラインを出しながら釣りをしていました。

ソイやアブラコ、ホッケの釣果はぽつぽつありましたが、正直ジグなら倍以上は釣れただろうなあという印象。真鯛らしきアタリはありませんでした。ポイントなのか、釣り方なのか、回数を重ねないことには......。今回の結果からだけでは何とも言えないですね。

さて、気を取り直してティップランエギングです。水深はさらに浅くなって10~15mといったところ。

Youtubeで予習してきたティップランのイロハを思い出しながら探ります。普段やっているSPJはリールの巻でジグを飛ばし、ロッドワークはサポート的な役割と考えているのですが、エギングは逆なのかしら。ロッドで強くしゃくって、リールはそれに合わせてハンドルを回す感じを受けました。

「正直よくわかんないなあ」

なんて思いながら餌木をしゃくり、ステイさせること数秒。ティップにはっきりをわかるアタリが出ました。反射的に合わせるとフルソリッドのロッドがきれいに曲がります。

慎重に巻き上げてくると上がってきたのは小さいながらもアオリイカ。いつか釣ってみたいと思っていたターゲットです。

 

結局この日はこれを入れて船中2杯だけの釣果でしたが、おかっぱりから狙うよりも大きな個体が釣れました。積丹アオリイカティップランエギングは初めての報告かもしれません。(ネットで検索しても引っかかってこないので)
簡単にぽんぽん数が上がる釣りではないかもしれませんが、ゲーム性があって面白そうですよ。

 

タックルデータ

ロッド:tailwalk Tip-bang SSD S65M/SL-DEEP

リール:Shimano TWIN POWER 2500SHG Studio Ocean Markハンドルノブカスタム

ライン:Berkley Super FireLine COLORED 0.8号

リーダー:フロロ 3.5号

ジグ:DAIWA エメラルダスボートⅡRV 金オレンジー