23/09/15:降水量130mL ~ 3年目の網走沖サケジギング

今年も行ってまいりました網走沖。1年に一度にだけ挑戦するサケジギングです。

昨年はノリさんのプレジャーにお世話になって3日間連続釣行でしたが、残念ながら今年は予定が合わず。9/15一本勝負です。

1週前からWindyとGPVをチェックしていましたが、どうにも微妙な予報。「だめかなあ」と半分諦めていたところに、現地長期滞在中の平中オーナーから出港決定の連絡が入りました。

あいにくの雨、どころか快速エアポートが止まるほどの大雨の中、車を駆けて一路網走へ。道路状況が悪い中、網走に着いたのが18:30。夕飯を買いに行くのもやめ、近くのコンビニで食料を買い込み、早々に就寝です。

サケジギングは2021年が初挑戦。初のオホーツクで勝手がわからず迷走するも、コンディションの良さに助けられてどうにか1本。このときの写真はSALT WORLDにも載りました。

サケジギング2021

2度目の挑戦となった2022年はコンディションが悪く船中2本という釣果ながら幸運にも1本拾い、翌日からはノリさんの指導を受けつつ3本、4本とキャッチ。3日間合計8本のサケでクーラーを満タンにしてご機嫌の帰宅となったのでした。

2023サケジギング

で、3度目となる2023年。色々と欲が出てきて、あんなジグを試してみようとか、こんなフックはどうだろうかなど、様々準備しての釣行でした。

2023サケジギング1

垂直のはしごを降り、ほっちゃれの浮かぶ網走川河口から6時出港。2021年にもお世話になった第八勝栄丸さんです。とてもやさしい船長ですよ。

ホタテの養殖場を避けて約40分。河口は無風でしたが海上は風が残り、まずまずのうねり。

ポイントに到着し、まずは鉄板とも言うべきNaMaRa Jig 270gブルピンでスタートです。大潮ということである程度覚悟はしていましたが、底潮がかなり早く、着底は2回が限界。着底後10mほど上げ、再度落とすと30mはラインが出ていくような状況です。

例年通り外道のフグに悩まされながらも、必死にジグを操作し続けますが沈黙の時間が続きます。

日も高くなり11時近くなった頃、時合いは突然に訪れました。大トモで振っていた私と隣のOさんのロッドに明らかにサケとわかる魚がヒット。我々のロッドが次々と曲がります。しかし残り60mというところで私は無念のフックアウト。これで完全に波に乗り遅れました。バタバタと上がり続ける釣果を横目に、私は完全沈黙。時合いもすっかり過ぎてしまい、再び船上には静かな時間が流れます。

そして無情にも船長からの「残り40分」のアナウンス。網走まで遠征してのボウズがいよいよ現実味を帯びてきた残り30分。ついに私の竿に再びサケが! 慎重にやり取りをして上がってきたのは2.6kgのオスでした。

2023サケジギング2

(あまりにもホッとしたのと、このプチ時合いで2本目を獲りたかったため船上写真なし)

その後、もう1本掛けるもばらしてしまい、2023年のサケジギングは閉幕と相成りました。終わってみれば船中0~3本。今年は海水温が高い影響があるのか、全体的に厳しい日が多いような印象です。

口の固いサケはばらしが多い釣りですが、このばらしと取り込み時の絡みをなんとかするのが釣果アップの肝ですね。来年の課題です。

さて、帰宅してから捌くとシロザケでなくシルバーサーモン。1/1で引き当てられたのは幸運でした。イクラこそありませんが、美味しい秋の味に大満足です。

 

タックルデータ

ロッド:AbuGarcia NORTHFIELD Sakuramasu Jigging NFSC-64-2-MAX200

リール:シマノ オシアコンクエストCT 301HG

ライン:Berkley Super FireLine COLORED 1.2号

リーダー:トルネード松田スペシャル ブラックストリーム黒潮 フロロ 25lb

ジグ:NaMaRa Jig 270g ブルピン裏ピンクグロー

フック:鎌鼬 2/0 2cm(フロント)ささらさる 1/0 3cm(テール)