16/11/22:降水量76mL ~ ロッド修理
今回はタイラバの自作について書こうかと思っていたのですが、その前にロッド修理の話を一つ。
実は前々回の釣行で、片付けの際に不注意からタイラバロッドのティップを飛ばしていましました。
私が使っているタイラバロッドはスポーツライン SP タイラバ B-69HB 69HBというものでバットジョイントなのですが、引き抜いた際に勢い余って先端が車のハッチバックドアを直撃してしまったのです。
降っていた雨を避けるためにドアの下で作業をしていたのも災いしました。一応購入店であるNorthCastさんへも持って行ってみたのですが、割と安価なロッドということもあり、修理よりも新品の購入を勧められました。
確かに6千円ほどのロッドで、送料併せて修理に4~5千円というのはちょっと考えさせられるところです。結局SALTY STAGE KR-X Tai Rubber OFTC-69LS-80を購入し直し、こちらをメインロッドとすることにしました。
さて、メーカー修理を諦めたスポーツラインのタイラバロッドですが、まだ数回しか使用しておらず、とてもじゃありませんが捨ててしまう気にはなれません。
そこで富士工業(FUJI KOGYO) 波止竿・サビキ竿用LOTリペアキットを購入し、自分で修理することにしました。
こちらにはホットグルーが付いてくるのですが、我が家にはライターがなく、上手に扱う自信がなかったため、併せてKONISHI(コニシ) アロンアルフア 釣名人も購入。
軸のコーティング部分をほんの少し削り、アロンアルファを注入したガイドを挿入。割と簡単に直せました。
実際に使用に耐えるのかどうかはわかりませんが、サブロッドとしてこれからも使用していくつもりです。
16/11/19:降水量75mL ~ 苫小牧ボートロック再び!
19日の昼のことです。ふと携帯に目をやるとタマリスクさんから不在着信がありました。翌20日にはボートロックを予約していたので、こりゃ中止の連絡かな、とすぐに掛け直します。
残念なことにやはり20日はあまり状況が良くないらしいということです。私一人であれば多少状況が悪かろうと強行するのですが、今回は数年ぶりに釣りをする従弟が一緒。しかもボートは初挑戦となれば無理はできません。
キャンセルが頭をよぎった私でしたが、なんと船長より19日夜便の打診がありました。なんでも同じく20日予約の方で、何としても釣りがしたいから夜便を出して欲しいと頼んだ方がいらっしゃったのです。今夜は良い状況だというし、我々ふたりも件の夜便に乗り込むこととしました。
さて、今回の目的は二つです。
① ブランクがある従弟にしっかり釣らせること
② 今回の釣行に備えて自作したタイラバの試行
本当のところを言えば日中渋い時間帯に、前回威力を発揮したスプーンリグでのバーチカルも試したかったのですが、夜便では試せませんので次回以降の課題です。
多少の余裕をもって出発したはずが、渋滞に巻き込まれて勇払マリーナ到着は出港ギリギリでした。
ばたばたと用意したため酔い止めを飲み忘れ、人生初の釣り船で船酔いを経験することとなります。酔い止めは大事ですね。
走る船の上で仕掛けを結び、あっという間に釣行スタートです。
従弟には前回もソイが釣れた14gテキサスシンカーにフックはガマカツ#1エコギアグラスミノーL チカチカ室蘭をチョイス。私は7gスプーンに1/0オフセットフック、ワームは同じくチカチカ室蘭でスタートです。
午後便でも相当数が釣れたという前評判通り、さっそくワームで狙っている同乗者にポンポンとソイが掛かります。私も25cmクラスを立て続けに2本釣り上げましたが、フッキングに失敗してスプーンごと飲み込まれてしまったので、思い切ってラインをカットし、自作タイラバに切り替えます。
自作ということであまり期待はしていません。
が! やはりタイラバはすごかった。フォールの最中からアタリが頻発。どんどこ釣れます。
なかなか釣り上げられない従弟の仕掛けもタイラバに変更し、もうここからは2人で何本釣ったかわかりません。おそらく合計で70近かったか、それ以上だったと思います。食べる分だけをキープし、ほとんどリリースして帰ってきました。
それにしてもタイラバの釣れること釣れること。正直、こうなると
「腕もヘチマも関係ねえな……」
と思ってしまいました。もちろんタイラバを使おうがワームを使おうが釣れないときは釣れないですから、今回はそれだけ状況が良かったということです。
終了間際にはまずまずの大きさのマゾイも釣れ、お刺身で美味しくいただきました。
(写真はタマリスクさんHPより拝借)
刺身、煮付け、アラ汁、昆布〆めと大変美味しくいただきました。
刺身はマゾイ、煮付けならクロソイがんまかったなあ。三枚おろしがどんどん上達します(笑)
目的の①も②も達成したし、今回も良い釣行でした。
鯛ラバ自作は次回記事にしたいと思います。
(従弟とダブルヒット。写真はタマリスクさんHPより拝借)
16/11/13:降水量74mL ~ ボートロックにおけるタイラバの威力
今日はボートロックにおけるタイラバの話です。
正直なところ、これまでは
「ボートロックでタイラバなんて」
「ワームで十分」
そう考えていたのですが、前回の釣行で考えが改めさせられました。
陽が落ちてからのソイタイムは兎も角、日中はそこそこ渋い状況だったのですが、特にキャストするでもなく、いわゆるバーチカルで誘っていたタイラバはガンガン釣果を重ねていました。
無論私を含めたワーム使用者の腕の問題もあるに違いありませんが、あれだけの釣果を目の当たりにすると、タイラバをボートロックでの選択肢に入れざるを得ません。
どんどこ釣果を重ねている同乗者を脇目に、貧果でいるのは寂しいものです。
さて、そのタイラバなのですが、困った点が二つあります。
第一に高価であること。第二に市販品は重過ぎることです。
ひとつ目の価格ですが、タイラバはセットになった製品を購入すると、1個があっさり1000円を超えます。根周りでの釣りではロストすることも考えると、これはかなり高価です。
しかも私は自分よりもキャリアの浅い友人と釣りに行くことも多く、ワームやジグヘッドであれば余分に用意していくのですが、この価格帯のものを友人の分まで揃えるのは厳しい。
ふたつ目にヘッドの重さです。元々それなりに水深がある場所での使用を目的としているからか、軽いものでも30g。その次が45gで、50、60と増えていきます。
沖提周りでのボートロックの場合、潮の速さやうねりにもよりますが、12gもあれば底が取れるわけですから、30gは重過ぎるように感じます。
一部炎月投式など15g程度のものも市販されていますが、圧倒的に少数派です。しかもやはり高価です。
タイラバの場合ヘッドが軽ければ良いというものでもないという意見もあります。スカート部分とのバランスもあるでしょう。
とはいっても私は軽いものを試してみたい。
ロックをやる方なら皆さんご存知でしょうが、食いが渋い状況では軽いリグが威力を発揮します。軽ければ軽いほどフォールの時間が長く取れ、アピールが大きくなるからです。
しかも20g以下であればスピニングタックルで十分に扱えます。ライトな釣り人である友人らはベイトタックルを所持していないので、これも大きなメリットです。
スピニングタックルでのタイラバに賛否あるのは承知していますが、しっかりと結果を残している方々もいるようですので、試してみる価値はあるのではないかと思っています。
さて、軽いタイラバを、しかも安価に入手するため、タイラバヘッドの自作に挑戦してみることにしました。
検索してみるとタイラバヘッドを自作している方は多いようで、How toがたくさん出てきました。
鉛を溶かして成型するという本格的なものから、セブンスライドの未塗装ヘッドに塗装するお手軽なものまで幅広くありましたが、私はその中間、安価な鯛オモリを購入し塗装を施すものにチャレンジしてみることにします。
いくらHow toがあるとはいえ、初めは試行錯誤になるかとは思います。とはいえこれからの北海道は雪深くなり、海も荒れることが多く釣り人には厳しい季節。その分の時間をタイラバヘッドの自作に充ててみるつもりです。
上手くいきますように!
16/11/5:降水量73mL ~苫小牧ボートロック好調!
札幌は朝から生憎の天気、というか酷い雪で、
「とてもじゃないけど出港は無理かなあ」
とタマリスクさんに電話をすると、苫小牧は降っていない様子。
「状況は良くないから釣れなくても良いなら」
という前置きに二つ返事で応えて出港。仕事の都合もあるので、乗れるときに乗っておかねば、と。
私と同じように釣れなかろうが出港したい! という方々と乗り合わせ、勇払マリーナを定刻に出港しました。
明るいうちはアブラコを、ということで初めに向かうは西港です。
婚姻色が美しいオスのアブラコ。48cmと惜しくも50には届かず。
14gテキサス(バレットシンカー)にエコギア BTS ナチュラルゴールド。日中の苫小牧ボートロックではかなり信頼のおける組み合わせ。堤防際のフォールでヒットしました。
さらに同じリグでもう1尾追加し、昼の部が終了。アブラコは全てリリースです。
うねりが酷く、早上がりとなる予定でしたが、マリーナ入り口まで戻るとうねりはどこへやら。船長の気遣いで東港で夜の部がスタートです。
周りで30cmクラスのクロゾイがポンポン釣り上げられる中、私はなかなか乗せることができません。
昼の部と同じテキサスリグに、エコギアグラスミノーL チカチカ室蘭を付けて底をねちねち探っていると、小さなアタリが。思い切り合わせると魚の反応はあるものの、根がかりかと思うほど上がってきません。ゆるめに設定しているドラグが出て行ってしまうため、リールのスプールを抑えながらポンピングで持ち上げて巻き上げます。上がってきたのは50cmオーバーのクロソイ!
50cmオーバーのアブラコは何度か経験がありますが、クロソイは初めてです。体高がある分、随分大きく感じます。
「今日は良くない」
と船長は言いますが、ワンキャストワンヒットの入れ食い状態。
個人的に今回の釣行で活躍したのは写真にも写っているスプーンでした。
10g以下のスプーンにオフセットフックを付け、そこにグラスミノーL チカチカ室蘭の組み合わせ。スローピッチの真似事でアピールすると次々にバイトがありました。
オフセットフックばかりを使うのは根がかりが怖いからですが、反面ジグヘッドに比べるとフッキングに難あり。
完全に腕の問題ですが、乗ったと思っても途中で抜けたり、あわせに失敗したりするケースが多く、モノにできたのは体感でアタリ全体の60%程度か、それ以下でした。ここはもっとトレーニングが必要ですね。
しかしスプーンリグはボートロックくらいの水深であれば、アピール力が高くて使い物になりそう。次回も試してみたいと思います。
持ち帰るクロソイとガヤは全て船上で血抜きをし、一番美味しい状態でのお持ち帰り。
釣って美味しい魚の方が、楽しみが増えて良いですね。
さて、今回のボートロックで最も衝撃的だったのがタイラバの威力でした。
ここまでで十分に長くなったので、タイラバについてはまた次回。
16/11/4:降水量72mL ~ふくふくと期待ばかりが膨らんで
フルタイムで働きながら学生も、という二足の草鞋を履いている上、子供も小さいとなるとそうそう休みの度に釣りに行くわけにもいきません。
なによりミスが人の命に直結する仕事のため、あまり無理をして体力を削るわけにもいかず、家庭と仕事、それに研究と休息のバランスを取りながら、なんとか捻出した休みで釣りに行く生活です。しばし我慢。
さて、今年はイカメタルにタイラバ、さらにはスローピッチジギングとたくさんの新しい釣りにチャレンジでき、燻っていたボクの中の釣り熱がカッカカッカと燃え上っています。
もちろん来年もタイラバとスローピッチは続け、可能なら日本海側でのイカメタルもやってみたいと思っていますが、春からもう一つ始めてみたい釣りがあります。
それはショアからの海サクラマスと海アメマス。
それをショアスローピッチで狙ってみたいと考えています。ショアスローピッチを覚えるとサーフからヒラメも狙えそうだし、あわよくばワラサも、なんて妄想ばかりが広がります。
サーフとはいえ冬の日本海に立ちこむのは怖いので、基本的に波打ち際からのキャストとなれば、飛距離を稼ぐためにはそれなりのロングロッドがほしいところ。
春までに揃えれば良いや、ということで慌てず調べていますが、気になるのは以下の2本。
アングラーズリパブリック(ANGLERS REPUBLIC) ロッド パームスエルア ショアガン エボルブ Shore Slow SFSGS-992・SS
メジャークラフト(Major Craft) N-ONEショアラバー&ショアスロー NSS-962M/SRJ 962M
どちらも値段はそれほど変わらず。
リールはバイオマスター4000XGあたりにPE2号かなー、なんて。
サクラマスは釣れたら楽しいだろうし、美味しいだろうなあ。
16/11/1:降水量71mL ~釣りに行きたい
仕事が上手く行かない。まったくもって精神衛生上よろしくない。
これはリフレッシュが必要だ! ということでタマリスクさんに電話しました。
本当であれば先日購入したスローピッチタックルを使用したかったが、
今週末は沖五目の予定が無いそうで断念。
今のところカレイはやらないので午後からのボートロックを予約しました。
天気予報が曇りのち雨か雪と微妙ですが、好転することを祈るばかりです。
ソイが大変好調だそうで、是非行きたいところです。
16/10/30:降水量70mL ~New tackle 購入!
日本ハムファイターズ日本一おめでとうございます!
昨夜は仕事関係の飲み会を1次会で失礼し(仕事のスケジュールも厳しく、体力的にもしんどかった)、帰宅してテレビをつけたら丁度同点に追いつかれる場面でした。
暗澹たる気持ちになりながらも諦めず、シャワーを浴びてリフレッシュし、既に寝ていた息子を起こさないようにサイレント応援し続けていた甲斐あって勝ち越し押し出し四球、まさかのバースタイムリー、レアードの満塁ホームランをリアルタイムで目撃。大変気分よく布団に入ることができました。
日ハムの優勝が決まった後の広島球場の雰囲気もとっても良かった。拍手していただいた広島ファンには頭が下がります。きっと自分が逆の立場だったらイライラを募らせて帰っていたと思います。
さあ、日ハムが優勝したとなれば、次に気になるのは優勝セール。イオングループやビックカメラは優勝セール常連ですが、個人的には釣り具がセールになると嬉しい限り。
「NorthCastさんでセールしてくれたら良いのになあ」と妻に話して一夜明けたら、本当にセールが始まっていました。
お会計後に籤を引き、30%の確率で3割引 or 1.5割引 or 1割引。10%の確率で値引きなしです。先日の6周年記念イベントは職場に缶詰で参加できなかったので、喜び勇んで店舗へ向かいました。
最近は暇さえあればネットでタイラバゲームとスローピッチジギングの道具を調べ、動画を漁っていたのですが、実際のところどれがいいのか良くわからない。そこで相談に乗ってもらいつつスローピッチジギング一式を揃えてしまいました。
ロッドはPROX 桜魚も随分と迷ったのですが、自分が使うにはあまりにもピンクすぎる気がして、結局OLYMPIC プロトンEX GSOPEC-622-2(NorthCastさんのYahooショップに在庫がなかったのでメーカーHP)にしました。
お値段は桜魚の倍くらいしましたが、リールをSHIMANO オシアジガー1501HG(こちらも在庫なし)に決めていたので、見た目のバランスでもプロトンに惹かれてしまったのでした。それにプロトンは日本製、さらにはバットジョイントの2ピースで仕舞寸法が約140cmとコンパクト。実は気になっていたロッドだったのです。結局のところほとんど1択でした。
なかなかの出費にはなりましたが、その後の籤で無事に15%OFFの玉を引き当て、ホクホクでの帰宅となりました。
(ここだけの話、AMAZ●Nより安いです。相談にも乗っていただけますし、現物見て買えますし)
ああ! 早く使いたい!
......と思っているのですが、初挑戦で自分独りは辛い。これまでどの釣りも独学でやってきましたが、最近になって上達へ一番の近道は上手な方に教えてもらうことだと感じているので、できれば経験者と一緒に行きたい。
ですがNorthCastさんのツアーはもう全て満員。悩ましいところです。