16/10/15:降水量69mL ~タイラバデビュー

すっかり気温も下がってきて、今年の札幌は秋がないですね。

 

冬本番を目前に遅い夏季休暇を取得したので、短期間に二度目の釣行。今回も勇払マリーナからタマリスクさんでの出港です。

 

午前3時に札幌を出たときにはそれほど寒さも感じなかったのですが、マリーナ手前の温度計を見るとなんとマイナス0.5℃。マリーナは風もあり、身を切るような寒さでした。

 

かじかむ手でタックルの準備を済ませ、乗船したのが午前5時半。ほぼ予定通り6時直前に出港となりました。船長によれば1時間ほど船を走らせるということなので、温かいキャビンで同乗者の方とお話したり、うたたねしながら過ごします。

 

今回も10名ほどの乗船者がおり、その内タイラバ・インチクは私含め3名でした。あとは皆さん電動リールのエサ釣りです。

 

本来であればタイラバ・インチクのレクチャーを受けたかったところですが、他の二名も初挑戦と二度目ということで叶わず。事前にYouTubeや雑誌で得た知識を元に手探りでの釣行となりました。

 

時折Google Mapで現在地を確認すると、到着したポイントは白老沖。前回のイカメタルとさほど変わらないように見えますが、水深は50m前後と半分以下です。

 

すっかり陽が昇った午前6時40分。船長の合図で釣り開始です。前回の釣行時にほとんどなくなってしまったラインはNorthCastさんでPE0.8号を巻き直し済み。トラブルなく釣行開始です。まず使用したのはニューハーフ シルバー60g。お値段500円ちょっとと非常にリーズナブルなタイラバです。

 

大潮前日ではあるものの潮もそれほど速くなく、60gのタイラバでもしっかりと底が取れます。タックルはスポーツライン SP タイラバ B-69HB 69HBAbu Garcia REDMAX船-L。水深100m越え、使用ジグ130g~180gのイカメタルではアンバランスで泣きたくなる使用感でしたが、流石はタイラバロッド。ストレスなく釣りができます。

 

細目に場所を移し、餌釣りではなんと58cmのソイも上がりますが、タイラバ組はノーフィッシュ。ようやくお隣の方(今回タイラバ2回目)が30cm程度のソイを釣り上げます。私もリトリーブを速めたり、遅くしたりといろいろ試しますが、アタリすらない状況。

 

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開始から1時間ほど粘りましたが状況が変わらず、隣の方はジギングサビキまで投入しての本気モード。私もジギングサビキは持って行っていたのですが、ライトなタックルで複数匹の魚を上げられるか不安があったため、サビキは使わずタイラバを変更することにしました。

 

正確にはタイラバでもインチクでもないのですが、NorthCastさんで見つけて気になって購入したショアフリップ 60のブルーピンクです。結果的にはこれが功を奏し、ソイとガヤがパタパタと上がりました。

 

陽が高くなってからはリーダーの中間に2/0サイズのオフセットフックを付け、エコギアグラスミノーL ナチュラルゴールド を付けたものにもガヤが掛かりました。ですが非常に柔らかいタイラバロッドではアタリがあってもフッキングに難あり。あまりお勧めはできないし、次回はやらないかもしれません。

 

さらには船全体でアタリが止まったことから場所を移したところ、とにかく潮が早くて80gのタイラバでも底を取るのが難しい状況となってしまいました。しかも根係りで貴重なタイラバをロスト。悔しい限りです。

 

その後は船長が多少潮の流れの遅い場所を探してくれたこともあり、再びタイラバの重さを60gに変更。私は陽が高い時間帯にはゴールド系にかなり信頼を置いているため、ジャクソン(Jackson) アイ・ボール ノーマルタイプ 60g IWOG(イワシオレンジ)に変更。

 

これが再び功を奏し、30cm越えのシマゾイを含む数匹を追加し、ストップフィッシング。

 

「今日は釣れない日だよ。潮と風が逆だから」

 

マリーナへ帰る道すがら、船長からはそんなことも言われましたが、それなりの数が釣れて楽しい釣行となりました。やはりAbu Garcia REDMAX船-Lでは50~70mくらいが気持ちよく釣りのできる水深ですね。

 

最終的にはガヤ3匹、クロソイ3匹、シマゾイ1匹の釣果となりました。

 

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久しぶりの三枚おろしに四苦八苦しながらもソイは刺身、アラはアラ汁、ガヤは煮付けで美味しくいただきました。

 

今シーズン中にもう一回は行きたいなあ。

 

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16/10/13:降水量68mL ~イカメタルリベンジ

衝撃のイカメタル大惨敗から約10日。電話で確認したところ棚も100m前後まで浅くなってきているということで、リベンジに行ってきた。

 

お世話になったのは前回と同じく苫小牧のタマリスク高野船長。

 

前回よりも早い午前1時に札幌を出発し、勇払マリーナへ。夜も明けきらぬ洋上を1時間超移動し、ポイントに到着。

 

乗船者のうちイカメタルは私だけ。他は全員が電動リールにスッテの仕掛けである。

 

さあ! と勢い勇んでジグを投入したところ、PEラインが切れてNaMaRaJigオオナゴオレンジベリー130gをロスト。

 

なんとも幸先の悪いスタートである。もともと150mしか巻いていないラインのうち、約20mを失ってしまったのも大きい。

 

周りではスッテ仕掛けに次々とイカがかかっている。あくせくとリーダーを結びなおし、NaMaRaJigピンクシルバーグローベリー130gを投入。

 

水深は110m程度とのことだが、潮が早く、0.8号のPEラインでも130gのジグでは底が取れない。

 

その後5時間頑張り、なんとか2杯のイカを釣りあげてボウズは回避。

 

活いか

 

おすそ分けにたくさん釣れた方から5杯のイカを分けていただき、美味しいイカ刺しを堪能しました。

 

いか いかさし

 

2回の釣行を経てはっきりした問題点は2点。

 

① 最大100gまでのタイラバロッドでは柔らかすぎて130g以上のメタルジグを扱うのは難しい。

 

② 一回転76cmのリールでは巻き上げに時間がかかり、せっかくHITしたイカを取り込み前にばらしてしまう。

 

手持ちのリールだとせいぜい水深70mが限界だ。道具を新調でもしない限り、苫小牧でのイカメタルはもう行かないかな。

16/10/02:降水量67mL ~ほろ苦イカメタル初挑戦

「今年は船釣りを始めるぞ!」

 

そう宣言してからはや2ヵ月。悪天候と仕事と巡り合わせが悪く、なかなかどうして釣りに行けなかった。

 

船はおろか陸っぱりすらご無沙汰だったのである。

 

例年になく暑かった夏も過ぎ、涼しくなってきた10月になってようやく沖釣りデビューを果たすことができた。

 

運良くNorthCastさんのイカメタルツアーに空きがあったのだ。

 

深夜2時に札幌を出発し、法定速度で走ること11時間半。なんとなく靄がかかる勇払マリーナに到着した。

 

途中寄ったコンビニで買ったパンを食べ、タックルを用意して船に乗り込んだのが朝方4時半。

 

お世話になったのはタマリスクさんである。

 

出港した船の上で波飛沫をかぶりながらじっと待つこと1時間と少し。船はようやくポイントへと到着した。

 

さて、結論から書いてしまうが、結局私にイカは釣れなかった。

 

(アテンドしてくれた築田さんが1杯分けてくださったので、美味しく食べることができました)

 

釣果はカジカ3匹とサバが3匹。ほろ苦いデビュー戦となりました。

 

もともと聞いてはいたのだが、なんといっても棚が深すぎた。

 

船長の合図でジグを下ろそうにも、よくよく考えてみると私の持つ唯一のベイトリールAbu Garcia REDMAX船-Lには150メートルしかラインが巻けない。

 

それでいて棚が150~170メートルなのだから、そりゃあ届くはずがない。

 

しかもAbu Garcia REDMAX船-Lは一巻で70数センチしか巻けないため、船の移動やサバの巻き上げでも相当な回数巻かねばならず、腕はパンパンだし周りにも迷惑になるしで必死であった。

 

タイラバにも挑戦したいけども、事前に船長に棚について確認しなきゃダメですなあ。

 

今年はこれ以上タックル追加せずにやりたい。

16/07/30:降水量66mL ~タイラバタックル購入

白石区NorthCastさんにお邪魔してきました。

 

タイラバとイカメタルを始めるべく、店員さんに相談に乗ってもらって

 

スポーツライン SP タイラバ B-69HB 69HBアブガルシア RED MAX船購入。

 

さあ、あとは休みを見つけて釣りに行くばかり。ハマったらもう少し高価な道具を揃えようっと。

16/07/10:降水量65mL ~苫小牧ボートロック リベンジ!

ずいぶんと時間が経ってしまったが、前回惨敗した苫小牧ボートロックからおよそ1ヵ月。

このままでは終われないということで再びシーボートの佐藤船長にお世話になりました。

午後から天気が悪くなる予報ということで霧の中を早朝の出港。

今回は私の他に浪人生時代からの友人と、その彼女と3人。ボートには常連さんの2人グループもご一緒しました。

先に着いていたこともありミヨシへ入れてもらい、18gテキサスにBTSナチュラルゴールドでスタート。

防波堤に近いミヨシの方が好条件のはずなのに、トモから投げている常連さんが次から次へと竿を曲げます。

少なからず焦りつつも投げること十数投。ひったくるようなアタリがあり、上がってきたのは50cm近いアブラコ。

思わず笑みがこぼれます(顔は隠してますが 笑)

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この日、調子が良かったカラーはナチュラルゴールドでした。

ジグヘッドでもテキサスでも、BTSでもグラスミノーLでも次々に釣れてきます。

途中から数えるのをやめてしまいましたが、40cm以下も合わせると10本以上釣れました。

今回が久しぶりの釣行で、ボート2度目の挑戦だった友人もなんとか2匹。

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釣り自体10数年ぶり、ボートは今回が初挑戦という彼女は50upを3匹含む5匹(かな?)。

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船長曰く「まあまあだね」とのことですが、初心者グループの我々からすると出来すぎくらいの釣果でした。

楽しかったなあ! 美味しかったし。

さ、今年は本格的に船釣りに挑戦しよう!

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16/06/18:降水量64mL ~苫小牧ボートロック

苫小牧ボートロックに挑戦してきた。

投稿自体も2年ぶりだが、前回苫小牧でボートに乗ったのは僕がまだ大学生の時だったから、実に7年近く前のことになる。

それよりさらに数年前、初めてのボートロックで50cmオーバーのアブラコ入れ食いに遭遇し、十年以上経った今でもその甘い経験が忘れられない。

しかしなかなか良い条件に恵まれず、今回もシーボートの佐藤船長が撤退を勧めるほどのバッドコンディションであった。

結局私は魚の顔を拝むことなく無念の帰港と相成ったのだが、同行したベテラングループはしっかりと釣果を得ていたのだから、ひとえに経験不足と言うより他ない。

今回の釣行ではうねりが酷く、活性も低い中で、底をねちねちと攻める釣りを余儀なくされた。

ワームも小魚を模したものより甲殻類を模したものの方が反応良く、釣れている方々を観察したところパンプキンシードのようは黄系が良さそうだったのだが、僕の手持ちはと言えば黒、黒に赤ラメ、白と

「白黒の世界で生きているのかオメーはぁ!」

と横っ面を叩きたくなるラインナップであった。

じゃあやむを得ないからグラスミノーでと思ったが、グラスミノーLに合わせるにはオフセットフックが大きすぎ、根係り覚悟でジグヘッドを使おうにも14グラムでは軽すぎて底もとれない。

今思えばジグヘッドの前にテキサス用の重りを足すこともできたはずだのに、その時は刻一刻となくなっていく時間に焦るばかりで結局何もできなかった。

圧倒的な経験値不足。何とかしなくては。

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14/07/19:降水量63mL ~ 釣りデビュー

いくら明るい漁港ばかりとはいえ、一人での夜釣りはなかなかどうして寂しいものがある。

今の部署はシフトが不規則(そもそも365日24時間体制)なために、友達と予定を合わせるのも一苦労なのだ。

そこで一番身近な人間を釣りに巻き込むことにした。妻である。

その妻だが、ほとんど釣りの経験はない。彼女曰く、

「子供のころ、網を使って川で魚を掬った」

というのが唯一の釣り経験であるらしい。それが釣りなのかどうかはさておき、とにかく今回が殆ど釣りデビューなのは間違いない。

さて、こうなると大事になってくるのがターゲットと場所選びである。

釣り好きだって何も釣れなきゃガックリくるのだ。それが初釣行なら、そのダメージたるや推して知るべし。

やはり何か釣れなくてはならない。なにしろ妻には、

「釣りって楽しい!」

そう思ってもらわねばならないのだ。キャスティングとか難しい技術はなし。長く待つのもダメ。しかもできれば向こうアワセで掛るターゲット。

無理難題を吹っ掛けられた一休の気分になりそうだが、これらの条件を満たす釣りが実はある。この時期に小樽で釣れるハゼである。

これならばまずボウズはなし。しかも足もとで、向こう掛りで釣れてくる。小樽ならば自宅からも近く、移動時間も短い。だいたいハゼならば日中に釣れるから、早起きの必要もない。

これだッ! 

というわけで快晴の色内埠頭を訪れた。仕掛けは簡単。道糸の先に中重りを結び、その先にニジマス針を結ぶだけ。ハリスにはガン玉を一つ付けてある。餌は塩イソメである。

妻に竿を持たせ、リールのベールを起こすと仕掛けがするすると海中へ消えていった。底の取り方を教えている矢先に小気味よいアタリがある。

ところがアタリはあるのだが、それをなかなか食わせられない。そこでガン玉と針の間を長くし、吸い込みを良くしてみたところ、やっと1匹釣れてくれた。

めぐはぜ

その後もアタリは続き、30分でもう1匹追加したところで今日は終了。楽しかったからまた来てもいい、と彼女も言ってくれたので、今回は大成功である。

その後、余市まで足をのばし、ジジヤババヤで昼食。確かに美味しかったのだが、余市という場所を考えるとお値段がやや高く、なにより接客がガッカリだったのがとても残念。もう一度行きたい! とまではならなかった。

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