19/4/29:降水量107mL ~ 古平チライでホッケ五目
珍しく続けての更新です。
前回の釣行から約1週間。高校時代からの友人2人とその彼女を連れての五目釣行に行ってきました。
友人のうち1人は昨年秋にブリ釣行でボウズを食らっており、あとの2人も今回がジギング初挑戦。直近の情報を聞いている限りホッケは針さえ落とせば釣れる状況なので、とにかく楽しんでもらおうという釣行です。
「テクニックは必要なし。ホッケなんて入れ食いだから」
と大見得を切って出発しましたが、これがただの前フリでしかなく......。
まず現地に着いたら風が強い。予報を超える強風で波も高く、古平の前浜でさくっと釣果を重ねるはずが、ジグを打てそうなポイントを探すだけで1時間。しかも海中には昨日まであれほどいたホッケはおろか、ベイトの反応すらありません。
予想外の状況に焦る私。さらに焦る船頭杉ちゃん。
ようやく波の穏やかなポイントを探し、ジグを落としますが、まったく反応がありません。魚探の通りです。
その理由はすぐに明らかになりました。
イルカ、イルカ、イルカの群れ。
ドルフィンウォッチングならこれ以上ない大成功、ってくらいに目の前でばっしゃんばっしゃん跳ねています。
このイルカの大群に追い回され、サクラマスはもちろんホッケの群れすら散ってしまったようなのです。
それでも反応とイルカの切れ目を探して移動を繰り返し、どうにかこうにか数尾のホッケを確保。
各自家に持ち帰り、ホッケフライとソイ刺を楽しんだようでなによりでした。
無線で時折入る他船の状況も似たり寄ったり。どこもイルカに翻弄されているようでした。
昼近くなり、イルカの群れは相変わらずだわ、風がさらに強くなるわで30分の早上がり。古平漁港に戻ると桟橋付近は沖とは比べ物にならないくらいの払い出しの風で、恐ろしい勢いで船が桟橋から離れていきます。
数回のトライの末、漁港のスタッフと乗員総出で桟橋にしがみつき、なんとか船を係留。正直落ちるかと思いました(笑)
それにしても、釣果といい風といい、こういう予想外は勘弁してもらいたいものです。
私は目立った釣果がなかったので、今回はタックルデータ省略です。