16/07/10:降水量65mL ~苫小牧ボートロック リベンジ!
ずいぶんと時間が経ってしまったが、前回惨敗した苫小牧ボートロックからおよそ1ヵ月。
このままでは終われないということで再びシーボートの佐藤船長にお世話になりました。
午後から天気が悪くなる予報ということで霧の中を早朝の出港。
今回は私の他に浪人生時代からの友人と、その彼女と3人。ボートには常連さんの2人グループもご一緒しました。
先に着いていたこともありミヨシへ入れてもらい、18gテキサスにBTSナチュラルゴールドでスタート。
防波堤に近いミヨシの方が好条件のはずなのに、トモから投げている常連さんが次から次へと竿を曲げます。
少なからず焦りつつも投げること十数投。ひったくるようなアタリがあり、上がってきたのは50cm近いアブラコ。
思わず笑みがこぼれます(顔は隠してますが 笑)
この日、調子が良かったカラーはナチュラルゴールドでした。
ジグヘッドでもテキサスでも、BTSでもグラスミノーLでも次々に釣れてきます。
途中から数えるのをやめてしまいましたが、40cm以下も合わせると10本以上釣れました。
今回が久しぶりの釣行で、ボート2度目の挑戦だった友人もなんとか2匹。
釣り自体10数年ぶり、ボートは今回が初挑戦という彼女は50upを3匹含む5匹(かな?)。
船長曰く「まあまあだね」とのことですが、初心者グループの我々からすると出来すぎくらいの釣果でした。
楽しかったなあ! 美味しかったし。
さ、今年は本格的に船釣りに挑戦しよう!
16/06/18:降水量64mL ~苫小牧ボートロック
苫小牧ボートロックに挑戦してきた。
投稿自体も2年ぶりだが、前回苫小牧でボートに乗ったのは僕がまだ大学生の時だったから、実に7年近く前のことになる。
それよりさらに数年前、初めてのボートロックで50cmオーバーのアブラコ入れ食いに遭遇し、十年以上経った今でもその甘い経験が忘れられない。
しかしなかなか良い条件に恵まれず、今回もシーボートの佐藤船長が撤退を勧めるほどのバッドコンディションであった。
結局私は魚の顔を拝むことなく無念の帰港と相成ったのだが、同行したベテラングループはしっかりと釣果を得ていたのだから、ひとえに経験不足と言うより他ない。
今回の釣行ではうねりが酷く、活性も低い中で、底をねちねちと攻める釣りを余儀なくされた。
ワームも小魚を模したものより甲殻類を模したものの方が反応良く、釣れている方々を観察したところパンプキンシードのようは黄系が良さそうだったのだが、僕の手持ちはと言えば黒、黒に赤ラメ、白と
「白黒の世界で生きているのかオメーはぁ!」
と横っ面を叩きたくなるラインナップであった。
じゃあやむを得ないからグラスミノーでと思ったが、グラスミノーLに合わせるにはオフセットフックが大きすぎ、根係り覚悟でジグヘッドを使おうにも14グラムでは軽すぎて底もとれない。
今思えばジグヘッドの前にテキサス用の重りを足すこともできたはずだのに、その時は刻一刻となくなっていく時間に焦るばかりで結局何もできなかった。
圧倒的な経験値不足。何とかしなくては。
14/07/19:降水量63mL ~ 釣りデビュー
いくら明るい漁港ばかりとはいえ、一人での夜釣りはなかなかどうして寂しいものがある。
今の部署はシフトが不規則(そもそも365日24時間体制)なために、友達と予定を合わせるのも一苦労なのだ。
そこで一番身近な人間を釣りに巻き込むことにした。妻である。
その妻だが、ほとんど釣りの経験はない。彼女曰く、
「子供のころ、網を使って川で魚を掬った」
というのが唯一の釣り経験であるらしい。それが釣りなのかどうかはさておき、とにかく今回が殆ど釣りデビューなのは間違いない。
さて、こうなると大事になってくるのがターゲットと場所選びである。
釣り好きだって何も釣れなきゃガックリくるのだ。それが初釣行なら、そのダメージたるや推して知るべし。
やはり何か釣れなくてはならない。なにしろ妻には、
「釣りって楽しい!」
そう思ってもらわねばならないのだ。キャスティングとか難しい技術はなし。長く待つのもダメ。しかもできれば向こうアワセで掛るターゲット。
無理難題を吹っ掛けられた一休の気分になりそうだが、これらの条件を満たす釣りが実はある。この時期に小樽で釣れるハゼである。
これならばまずボウズはなし。しかも足もとで、向こう掛りで釣れてくる。小樽ならば自宅からも近く、移動時間も短い。だいたいハゼならば日中に釣れるから、早起きの必要もない。
これだッ!
というわけで快晴の色内埠頭を訪れた。仕掛けは簡単。道糸の先に中重りを結び、その先にニジマス針を結ぶだけ。ハリスにはガン玉を一つ付けてある。餌は塩イソメである。
妻に竿を持たせ、リールのベールを起こすと仕掛けがするすると海中へ消えていった。底の取り方を教えている矢先に小気味よいアタリがある。
ところがアタリはあるのだが、それをなかなか食わせられない。そこでガン玉と針の間を長くし、吸い込みを良くしてみたところ、やっと1匹釣れてくれた。
その後もアタリは続き、30分でもう1匹追加したところで今日は終了。楽しかったからまた来てもいい、と彼女も言ってくれたので、今回は大成功である。
その後、余市まで足をのばし、ジジヤババヤで昼食。確かに美味しかったのだが、余市という場所を考えるとお値段がやや高く、なにより接客がガッカリだったのがとても残念。もう一度行きたい! とまではならなかった。
14/06/29:降水量62mL ~ 考えてこなかったリグについて
実を言うとこれまでリグというものについて、あまりきちんと考えてはこなかった。
好きだ好きだと言いつつも年に数える程しか釣りに行っておらず、釣れなかった悔しさも次回釣行までにすっかり風化。結局は同じような状況を繰り返すという、よろしくないスパイラルへと知らず知らずの内に落ち込んでいたのである。
そういう状況を少し脱してみたところ、気がついたことが数点あった。
ボクのタックルケースにあるのは12gのバレットシンカー、フックサイズ0/2のオフセットフック。少しフックサイズは小さくなるものの、やはり10g以上ある安売りのジグヘッド(しかもちょっと根掛かりするとすぐにフックが開いてしまう)。
これまで投げ易さ重視で選んできた結果とはいえ、正直言ってあまりにも偏っている。
沖堤やボートで深場を攻めるなら良いのだが、浮いた魚をスロースイミングで狙うとなるとかなり厳しい。
しかも現場でリグを組む事を億劫がって、底を狙うもジグヘッド使用が多かった。そりゃあ根掛かりもするはずだ。
釣れないながらもキャストを繰り返したことで5g以下のリグでもそれなりに投げられるようになってきたし、もっと軽いリグも揃えて釣りの幅を広げよう。
14/06/25:降水量61mL ~ 余市にて入魂リベンジ!
ボクの職場は四方の壁が外に面しておらず、数少ない窓の向こうも廊下しか見えない。
そんな閉塞感極まる職場に籠りつつも、僅かな移動時間で窓から覗く青空を見るにつけ、
「釣りに行きたい!」
という想いを募らせていた。新しく購入した竿への入魂すらもまだである。
そういうわけで休日出勤の代休を利用して釣行を強行した。
一人で余市まで行くのは遠いから、と敬遠していたのだが、前回は距離を優先した小樽でボウズの憂き目に遭っている。
2連続のボウズは絶対に避けたいということで、今回は余市まで足を伸ばした。
雨男の名に恥じる好天の余市港に到着し、そーっと海面を覗いてみるとなにやら沢山の魚影が見える。
それだけでなく、ばっしゃんばっしゃんと音を立てて魚が跳ねている。
ひょっとしてアメマスかしら?
俄然気合いも入り、実績のある100円ミノーを投げるが何の反応もない。
手を変え品を変え、表層を探ってみるがまるで駄目。魚はすぐ近くでも跳ねているのに、まったくアタックしてこない。
これで駄目なら諦めようかな、そう思いながら100円ミノーの黒に戻し、リトリーブしているとついにヒット。
おおお! とテンションが上がったのもつかの間、すぐに様子がおかしいことに気がついた。
糸の先に生命反応は感じるのだが、全然抵抗する素振りがない。リールを巻くとするする寄ってきてしまう。
それもそのはず。釣れたのはコレだった。
どうやら跳ねているのは全部コイツ。中には50cm以上ありそうな個体がびったんぼったん音を立てて跳ねている。
それはそれで釣れたら楽しそうじゃないのと思い、キャストを繰り返すが、結局釣れたのはこれ1尾であった。
明るいうちはアブラコでもなんて考えていたのだが、これといった釣果もないまま日没。
あいも変わらず跳ね続けているウグイに、
「こいつらいつ寝てるんだろうな」
なんて思いながらキャストを続けていると、表層のスイミングでガツン!
なかなかの暴れっぷりで、ウグイではないことが分かる。
慎重に抜きあげると25cmほどのレギュラークロゾイであった。
記念すべき入魂魚(ウグイはノーカン)というわけで、写真撮影後にリリース。
ちなみにヒットルアーはECOGEARAQUA MILFLE 3 アトラクティブオレンジ ブラックFlkである。
その後もいろいろ試してみるのだが、ショートバイトが多くなかなか乗せることができない。
思うところはいろいろあるのだが、手持ちのリグではどうしようもなさそうである。
自分で設定した制限時間いっぱいとなりつつあり、最後にもう一度ハードルアーを試してみた。
やはり表層でガツンとあたり、竿を立ててみると先ほどより良い引き。釣れたのは30cmにちょっと足りないクロゾイであった。
美味しそうなのでこれを持ち帰ることにして、本日は納竿。
ああ楽しかった!
14/06/07:降水量60mL~新ロッドに入魂!......ならず。
これまで港 & ボートロックではShimano のSalty Game Lightというロッドを使ってきた。
購入したのは今からちょうど10年前。思えば遠くへ来たものである。
大事に使ってきたこともあり、状態はとてもよいのだが、長さが160cm程しかなくてやや物足りない。
そろそろこの竿には控えに回ってもらって、新しいものを購入することにした。
ロックフィッシュ北海道しげさんの記事も参考にしつつ、
ポチッたのはabugarcia SALTY STAGE KR-X Kurodai SKS-772PMH-KR。
Amazonで10000円以上値引いていたのもうれしかった。
それが届いたのが6日。届いたとなれば一刻も早く使ってみたくなるのが人の性というもの。
土曜出勤を終えるや小樽まで車を走らせた。
18時過ぎに厩町岸壁に到着すると、イカ狙いで竿を出している人がそこそこいる。
投光器を使用している人も多く、ベイトが集まってきていることを期待してワームをセットした。
魚なら何でもいい! おニュー(って最近言わないよね)のロッドに魂を!
と思ったのだが、ノーフィッシュどころかノーバイトで終了。
入魂は次回に持ち越しとなってしまった。残念。
降水量59mL~余市ハードルアー縛り?でソイ
「さあ行くぞ!」
時計の針が5時を回り、土曜勤務が終了すると同時にオズ氏は拳を振り上げた。
今月の初めに久しぶりの釣行へ行ってからというもの、オズ氏の体内では釣り熱が再燃している。
すっかり燻り、消えかけていた釣りへの気持ちが、今やめらめらと音を立て、その身を焦がさんばかりである。
そういうわけで車を走らせること2時間強、我々一行は余市の南防波堤に到着した。
ここは街灯があり、夜でも明るいので大変釣りがしやすいポイントである。
比較的基部に近い辺りにいる投げ釣り師たちを横目に先端を目指して進む。
「風が強い!」
適当な場所に荷物を置き、夕飯のメンチカツパンを齧りながらオズ氏は声を上げた。
半端ではない南風が吹き荒び、時折よろめくほどである。
オズ氏は半ばやけっぱちになって、10年以上前に100円ショップで買ったクランクを取り出した。それも1個100円ではなく、5個で100円。1個当たり20円という破格値だったものである。
このシリーズでは過去に一度、30センチもないミニアメマスを事故的に釣り上げたきり、目立った釣果がない。なにしろまったく沈まないので使い道がないのだ。
絶望的なほどに軽いクランクは、フルキャストと同時に遥か右方向へ流されていく。
一切の期待をせず、ちょこちょこと誘いながらリトリーブすると、驚いたことにひったくるようなアタリがあった。
調子に乗ってキャストするとさらに1尾。しかも今度はややサイズアップ。ちょうどアクアパッツァサイズだったので持ち帰ることにした。
楽しいのだが、いかんせん風が強すぎて釣りにくい。しかも寒い。
アタリも遠のいたので場所を変えることにした。
風があまり当たらない場所へ移動し、ついでに仕掛けをブラーにイソメへと変更したのだが、まったく釣れる気配もない。
同行した叔父さんも魚を求めてどこか離れた場所へ行ってしまっている。
「じゃあまあ、ちょっと遊んでみますか」
と20円ハードルアーに交換したところこれがアタリ。たまたまじあいだったのかもしれないが、1キャスト1HITで釣れてくる。
10年前からそのままのフックのせいでバラしも多いが、それでも釣れる。今日はとても活性が高いのだろう。
それにしてもハードルアーで魚を釣るのがこれほど楽しいとは思わなかった。
誘って食わせる。
ただそれだけのことなのだが、「釣れた」のではなく「釣った」という感覚が非常にうれしい。
すっかりハマってしまいそうだ。
最後においしかったアクアパッツァ(あさり抜き)の写真を一枚。
釣ったら食べねば!