18/2/18:降水量97mL ~ 釣具の引き算

2月12日に予定されていた室蘭ベルーガでのサクラマス五目、18日に予定されていた静内芳栄丸での五目がどちらも悪天候で欠航になりました。24日シーランチでのサクラマスがツアー最終戦ですが、あいにく仕事で参加できず。ですので前回のシーランチをもって、私は今シーズンのノースジギングバトルが終了しました。現時点での順位が15位。一昨年はエントリーするも一度も出港できず、昨年の3月にスローピッチデビュー。完全に手探りでボウズだったあの釣行を思えば、1年で随分と上達したものです。

さて、少しずつ道具を買い足してジギングをするのには困らないだけ揃いました。欲を言えばほしい道具はいくらでもあるわけですが、資金もスペースも有限ですので、どこかで妥協しなくてはなりません。

私は根が貧乏人なもので、釣行に際しても「決して安くない船代を払って乗るのだから」、とアレもコレもとタックルケースに詰め込みがちです。大体の荷物は以下のような感じです。

・タックル3セット(ベイトスロージギング、スピニングスロー、タイラバ)

バケットマウス BM-7000

・クーラーボックス

・着替え一式

これらをえっちらおっちら自宅から車へ運び、車から船へ運び、そしてまた釣りが終われば船から車、車から家へと運ぶわけですが、毎度その重さと量には辟易します。ましてや釣果が伴った場合には重量のあるクーラーボックスもあるわけですから、嬉しいけども悲鳴を上げたくなります。

特に重たいのがタックルボックス。私はジグを縦に並べる方式で詰めています。NorthCast平中オーナーの記事を参考に100均で買った素材を組み合わせ使っているのですが、先程図ってみるとこれだけで3.6kgあります。

f:id:rainmaker32:20180218000953j:plain

バケットマウス自体の重さ、その他詰める諸々を合わせれば5kg以上はありそうです。

もちろん一番の原因は写真のジグ達。

「あの色じゃないと釣れないかも」

「このジグじゃないとダメかも」

そう思って詰め込むわけですが、振り返ってみるとこの3ヵ月間で使ったのは4本程度。特に100gのモノは全く出番がないと言って良い状態。以前ベルーガに乗った際、水深10mを切るようなポイントでヒラメを狙ったときにこそ使いましたが、それ以外では軽くても130g。3番のロッドなら実際130~160g位が振りやすいですね。形状にもよりますが。あとはカラーですが、これもそれほど沢山はいらなさそう。ブルピン、ゴールド、グロー(ゼブラ)があれば、あとはそこでの鉄板カラージグ(太平洋サクラマスのブラックグローゼブラとか根物のオレンジグローゼブラ、日本海サクラマスでのグリーンなどなど)で十分な気がしてきています。その中で130g前後、160g前後、200g前後と重さで振った方が実用性が高いと思い始めております。

来シーズンは理想の身軽アングラーを目指して荷物の軽減も図りたいですね。

18/2/10:降水量96mL ~ サクラマス NorthCastジギングトーナメント

もう今シーズン第何戦かわからなくなりましたが、ノースジギングバトルに参加してきました。狙いはサクラマス、乗せてもらうのは余市シーランチです。

それほど走らないのかな、と思いながらもキャビンでウトウトすること1時間以上。真っ暗だった空がすっかり白んだ頃にようやくポイント到着。Google Mapで確認すると積丹町の沖辺り。思ったほどの風もなく、波もありません。水深30~40mラインでスタートフィッシングです。

浅めの水深ということで、私はスピニングタックルでのスタート。ジグはNaMaRaグリーンシルバー130gです。

アンダーでキャストし、着底から速いピッチで数m誘い上げ。そこからスローで誘います。すぐに小さいアタリがあり、上がってきたのはやや小さめのホッケでした。初めこそ嬉しかったのですが、大小さまざまなホッケがかなりの数でいるらしく、ひっきりなしに釣れ上がってきて段々鬱陶しくなってきます。いわゆる太平洋側でのスケトウダラが、日本海側でのホッケなわけです。その上、良型になると引きも強くなり、竿先を叩く引きはサクラマスに似通っています。なので上がってくるまでサクラマスなのかホッケなのかわからず、これまた大変困ります。

食べごろサイズのホッケを確保しながら誘い続けていると、それまでとは明らかに異なる金属的なアタリがあり、フッキングも成功。ワクワクしながら慎重に巻き上げると、途中でテンションが無くなってしまいました。しかもジグの重みすらありません。

ノットが抜けたか? と巻き上げてみると、リーダーの先端でスパッと切られています。積丹沖であのアタリ、ヒラメだったように思います。喜ばしい外道だっただけに残念。

さて、ここまで釣りをしてきて海は大変に穏やか。私の立つミヨシ左舷は払い出しになります。仕掛けがかいこんでくることもないので、ベイトタックルに持ち替えます。朝マズメの良い時間帯、ジグを結びなおす時間ももったいないですし。

船中ではひっきりなしに大小ホッケが上がり、時折マダラが混ざります。しかし肝心のサクラマスはトモで1匹が上がったのみ。船長もサクラマスの反応を探して段々と積丹半島先端に移動していきますが、先端へ行けば行くほどウネリが激しくなり、立っているのも大変なほど。そんな中で1尾上げました。

f:id:rainmaker32:20180211175717j:plain

誘い方は前回学んだ通り、着底後すぐにハイピッチで魚のスイッチを入れ、そこからスローで食わせる戦法。ジグも前回同様ランス160gブルピンゼブラグロー。テールフックががっちりと掛かっていました。

結局、この日私が釣ったサクラマスはこれ一本だけ。船中13人で3本という釣果でした(外道は多数)。前回コツを掴んだかに思えたのですが、この結果ではなんとも。核心にまでは至りません。次回以降の課題ですね。

釣果としてはサクラマス1本、シマゾイ2本、真鱈4本、ホッケ多数でした。

f:id:rainmaker32:20180211205557j:plain

途中でいくらでも釣れるホッケに辟易し、クーラーボックスも小さいものしか持って来ていないしということでほとんどリリースしてきたのですが、一夜干しとフライで食べたら美味いこと美味いこと。もっと持って帰ってこれば良かったなあ! シマゾイの刺身も大変美味。サクラこそイマイチでしたが、胃袋的には大満足でした。

f:id:rainmaker32:20180211205728j:plain f:id:rainmaker32:20180211205840j:plain

 

今回のタックルデータ

① ベイトタックル

ロッド:シマノ オシアジガー∞ B653

リール:シマノ オシアジガー1501HG

ライン:PE 2.0号

リーダー:ナイロン20lb

②スピニングタックル

ロッド:メジャークラフト クロステージスローピッチ CRXJ-S64M/LJ

リール:Shimano ツインパワーSW5000XG

ライン:PE 2号

リーダー:ナイロン20lb

 

18/1/20:降水量95mL ~ スロー系ジギングでサクラマスリベンジ

前回の釣行から2週間。土日を目前に控えた18日。そういえば高野船長に新年の挨拶してなかったな、と思い仕事の合間にスマホを手にしました。

「今年もよろしくお願いします。週末はマスですか?」

「釣れてるよー、来るかい?」

すぐに妻の許可を取り、二つ返事で週末の釣行を決めました。

深夜に札幌を出て1時間半。あっという間に勇払マリーナに到着です。室蘭へ行くことを考えると随分と近く感じます。極寒ではありますが何とか準備を終え、船に向かいます。

今シーズンはサクラマスが好調とのことで釣り人は沢山。タマリスクには乗ることができず、船長に紹介してもらい初めてのホーネットに乗船です。

後方のキャビンに入ったのですが、暖房がなくて足が凍えました。

寒さに耐えながらウトウトと約1時間、すっかりあたりも明るくなった頃、ポイントに到着しました。

船には私を含めて釣り人が6人。ソウハチ狙いの女性が2人いる他は全員がサクラマス狙いです。1人がバケオンリー、2人がジグオンリー、もう1人はジグバケ両方でした。

反応が40m前後という船長の指示でジグを振りますが、上がってくるのはスケソウばかり。これまで1尾もマスを釣っていないため、どんなアタリなのかも分からずイマイチ要領を得ません。

そうこうしている内に左隣でバケを振っていた方にマスが掛かります。聞けば棚は15m前後とのこと。

めちゃめちゃ浅いじゃないか! と巻き上げて棚を変えると、それまでとは明らかに違うひったくるようなアタリが。掛かってからも竿先が小気味良く叩かれます。強い遊泳力を感じる魚。

スケソウとは違うなあ、と思いながら巻き上げると念願のサクラマスが! 美しい銀ピカの魚体です。

私が何とかもう1本釣る間に、隣でバケとジグの両方を使っていた方はあっという間に10匹釣り上げてリミットメイク。ジグでも次々に釣り上げているので、技術を盗むべくジャークを真似します。

なるほど速めのジャークを多様している模様。

すっかり日が高くなり、ストップフィッシングの12時まであと1時間となった頃です。早朝は浅かった棚が100mのべた底でした。船全体もマスは上がらず、停滞ムードが漂います。

ところが私の竿には違和感が。着底から速いピッチで10回ほどしゃくり、そこからスローで誘いを入れるとアタリが頻発します。まさに前回釣行時のアドバイス通りです。

しかし明らかにアタリは出るのですが、なかなか乗せられません。感触としてはスケソウではなさそうです。

「はい、終了ですー」

という船長の声と渾身のフッキングが同時でした。なにしろヒットレンジが100mですので、なかなか上がってきません。

タモを手に隣に立ち、マスかいと聞く船長に、

「スレでなければ」

と答えながらひたすら巻きます。見えてきたのは今日イチサイズのサクラマス

「最後にきたねー!」

とタモを海中に着ける船長。暴れるマス。そして身切れ。タモまであと2mと言うところで痛恨のバラシでした。

しかしこの1匹が今日一番狙って掛けた感が強い1匹でした。この良い感触を次回につなげたいところです。

f:id:rainmaker32:20180130001200j:plain

タックルデータ

ロッド:シマノ / オシアジガー∞ B653

リール:シマノ / 11オシアジガー 1500HG

ライン:PE2.0号

リーダー:ナイロン16lb

ジグ:shout / LANCE 160g 左右非対称カラー ブルーピンクゼブラグロー

18/1/8:降水量94mL ~ 2018年釣り初め ベルーガサクラマス惨敗

2018年の釣り初めは室蘭ベルーガでのサクラマスでした。

NorthCastツアージギングバトルVol.4の一環ですので、乗船者全員がジギングでの釣行です。

ベルーガさんも今シーズンサクラマスは今回の出船が初回とのこと。

終わってみれば船中19本という好釣果だったにも関わらず、私はスケソウ2本という大貧果。

写真もなしです。

途中、オーナーにアドバイスを聞き、

「初めに速いジャークでスイッチを入れ、そこからスローに誘う」

と言われるも、いまひとつ掴めず。そのまま無念の帰港となりました。

ですがこの翌々週、再び狙ったサクラマスでオーナーのアドバイスを実感することになります。

18/1/6:降水量93mL ~ 新年のご挨拶

皆様、新年あけましておめでとうございます。

年の瀬はやはり忙しく、12/9で早々と釣り納め。2018年もまだ未釣行と釣りバカにあるまじき年末年始を過ごしています。

なんと今年は元日が仕事だったのですが、その前にNorthCastの初売りへ行ってきました。値引いているとはいえ10万円越えの福袋には手が出ませんが、目を付けていた道具を購入しました。

ネッサ BB 1002 MH

17 ツインパワー 4000XG

 リールの方はサステインの同じ番手と迷ったのですが、最近の傾向を考えて安いものから次々に買い替えるよりも、一気にそれなりに良いものを買った方がかえって安上がりであることがわかっているので、思い切ってツインパワーにしました。

船釣りばかりだと費用を考えても月にそう何度も行けないですし、時間も丸一日空かないと厳しい。今年は仕事の後の短い時間でも積極的に釣りに行くため、ショアジギングを始める予定です。

さあ、何事も練習あるのみ!

17/12/9:降水量92mL ~ NorthCast ジギングトーナメント2017開幕!

当初12/3に予定されていた、タマリスクでのNorthCast ジギングトーナメント2017開幕戦が欠航。そして1週間後の12/9、室蘭ベルーガにて今度こそ開幕戦が行われました。

折しも世の中は忘年会シーズンまっただ中。かく言う私も8日が職場の忘年会でしたが、1次会終了の数時間後には室蘭に向けて出発せねばならないため、ノンアルコールで参加です。

午後からの大雪で最悪の路面状況ですが、安全運転で3時間半。どうせ高速も路面凍結で50km/h規制なら、と下道をたらたら走って夜も明けきらない室蘭に到着です。

スタートフィッシングと同時にジグを落とします。ジグは前回噴火湾SPJでソイ類に圧倒的な実力を発揮したNaMaRa Jig 130g オレンジグローゼブラ。

着底前にジグがひったくられ、船中全員がほぼ同時HIT。上がってきたのはスケソウです。40cm近いスケソウですが、トーナメントの対象魚でタラは真鱈のみ。腹がパンパンの個体のみキープしますが、あまり嬉しくありません。

そんな中でジグをしゃくり、しゃくり、バックラし、FGノットを結び直し、来ましたどーん!

f:id:rainmaker32:20171222001236j:plain

私の本日最大47cm。もう釣れすぎて忙しく、船上での写真撮影をする暇がなかったため帰宅後の写真。

ソイだけで全体の6位。もしアブラコと真鱈が釣れていれば上位も狙えたのですが、残念ながら釣れず。五目のツアーはこれが最後の予約だったため、追加ツアーの募集を待つばかりです。

さて、今回初めて釣った魚にヤナギノマイがありました。これがまた美味いのなんのって。

f:id:rainmaker32:20171222001740j:plain

今回から使用したオシアジガー∞ B653も素晴らしく、感度も操作性も大満足。

ハンドルノブを好感した11オシアジガー1500HGも巻きやすくて最高です。

f:id:rainmaker32:20171222001959j:plain

色々な魚が釣れるSPJが楽しくて仕方がない今日この頃。この日は海況が素晴らしく、開始から2時間ほどは入れ食い状態。腕の差はあまり関係ないのか、着底と同時に食ってくることもしばしばでした。しかし個人的により楽しかったのは少しアタリが遠のいてから。着底と同時にワンピッチで数m巻き上げ、そこからジグをスライドさせながら誘うとバイトが出ます。そこで乗らなくても1/4ジャークで誘い続けると追い上げてきて食うんです。それくらい魚の活性が高かったのでしょうか。釣れたというより釣った感が強く、もう病みつきです。

 

タックルデータ

ロッド:シマノ / オシアジガー∞ B653

リール:シマノ / 11オシアジガー 1500HG

ライン:PE2.0号

リーダー:ナイロン16lb

ジグ:NaMaRa Jig 130g オレンジグローゼブラ

     カプリス 130g ゴールド

11/26:降水量91mL ~ 冬支度

冬支度を始めました。

というのも、一昨年までは主にショアからのロックとサビキ、あとは年数回のボートロックしかやっていなかったので、

「11月で釣り納め。さ、次は雪が溶けてからね」

という流れだったのだが、去年から始めたスローピッチジギングにどっぷりハマり、今年も申し込んでしまいましたNorthCast主催ジギングトーナメント。

今年は初戦の12月4日のタマリスク沖五目を皮切りに、3月までの極寒期の釣行になります。寒風吹きすさぶ船上の寒さときたら、ナイターのゲレンデもまっつぁお。だものでいろいろと新しく買い込みました。

これまで着ていた10年物の安いダウン&フリースを一新。

マムートのフリース→Amazon CAPTCHA

NorthFaceのダウン→Amazon CAPTCHA

を購入。どちらもAmazonで2割引でした。お買い得!

さらにはマムートのマスク→

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0045D405Y/ref=oh_aui_detailpage_o07_s00?ie=UTF8&psc=1

なんてものも購入。これで防寒対策はばっちりです。

さあ、去年は申し込んでおきながら一度も釣りに行けなかったジギングトーナメント。

今年はビギナーズラックを最大の武器に頑張るぞ!