18/6/24:降水量101mL ~ 古平チライでブリ狙い vol.3
今回も画像なし!
相変わらず魚探には映るのですが、まったく食ってきません。漁師の網に1000本ものブリが入るのはこの数日後です。入ったところでやはり釣れていないようですが......。
乗船者にキャリアの浅い釣り人も多く、お祭りも多発。むむむ。こればかりは仕方ありませんね。とはいえ船頭の指示には従ってほしいものです。
それにしてもあまりにブリの活性が悪い。こういうときこそシルエットの小さいジグでマイクロジギングが効いたりするのかもしれませんが、この日は風が強く船がかなり流されるためジグをあまり軽くできません。
ターゲットがブリということもあり、PEも2.0号。ハイピッチタックルに比べれば細糸ですが、お祭りで迷惑を掛けたくないので60gとかは試せず。
結局ホッケばかり釣って今回も帰港です。
難しいですなあ。
18/5/27:降水量100mL ~ 古平チライでブリ狙い
記念すべき100本目の記事ですが、中身は大変残念です。
27日は好天に恵まれ、気温も高く絶好の釣り日和でした。前日に確認すると昼頃がブリの反応が良いとのことなので、9時出港というゆったりスケジュールです。
私が1時間前に港に着くと、既に数名が待っておられ、8時半の時点でほぼほぼ集合。杉ちゃんに、
「早すぎるって!」
と言われますが、とにかく皆楽しみで仕方がない様子。私ももちろんその口で、今か今かと出港を待ちます。
さて、ブログの様子から予想してはいたのですが、先週は半ばあたりからイルカが狂喜乱舞状態で、釣りをするには大変厳しい状況。
「こんな状況で10人も集まるなんて、みんな変態だよ」
なんて言われましたが変態結構。
「昨日までダメでも、今日はもしかしたら」
と思うのが釣りバカというモノでしょう。
さて、そんな中で出港。波も大変穏やかで、絶好の釣り日和です(10数行ぶり2回目)。
海上は。
状況が良いのは海の上だけで、海中はさっぱり。イルカの姿こそ見えないものの、いつもならイヤっちゅう程釣れてくるホッケすら釣れません。
極小のアタリと共に上がってくるのはベイトのオオナゴ。私はこの日二桁以上のオオナゴを釣り上げ(引っ掛け)、見事竿頭となりました。
極々たまーに釣れてくるのはソイとロウソクボッケ。あとはカジカです。
6時間粘ってなんとかキープできたのはクロゾイ、シマゾイ、ホッケが1本ずつ。まあ貧果。寂しいですねえ。
今日はあまりジグを飛ばしすぎない方が良かったようで、1/4回転とあとは竿の張りのみで細かく刻む方が反応良しでした。
乗っていた方は4人がハイピッチのみ、私がスローのみ、残りの5人は両方でしたが、反応があまり良くない状況だったのでスローの方にやや軍配が上がった感じでした。
今回もジグはランスブルピン非対称カラー160gです。ギアラボファストフリップも試したのですが、この日は状況が悪すぎて善し悪しを判断するまで至らず。面白そうなジグなんですけどね。
今回は狙いがブリだったこともあり、ポセイドンスロージャーカーの4ozで挑みました。決して硬すぎず、160gのジグは振りやすいですね。それでいて感度も良い。オオナゴのアタリも逃しません(笑)
結局のところ、まだ何一つダービー登録できておりません。
次に釣りに行ける目途が立たないだけに、今回の貧果は痛かったなあ。
そうそう、今回からFGノットをやめてPRノットにしてみました。ブリとのやりとりこそありませんでしたが、結構激しい根がかりを外してもライントラブルはなかったです。ノッターの使用感など、こちらはまた別記事で。
今回のタックルデータ
ロッド:ポセイドン PSLJ 603-4 スロージャーカー603-4
リール:シマノ オシアジガー1501HG
ライン:PE 2.0号
リーダー:ナイロン40bp
18/5/12:降水量99mL ~ 古平チライに初乗船(五目
ポツポツと釣りには行っているのですが、報告するほどの釣果も得られず。昨年に引き続きGWに小樽ボートカレイも挑戦しましたが、今年はギスカジカ祭でパッとせず。岡っぱりもギスカジカのみ。そんな状況を打破すべく、古平漁港からチライさんに乗船してきました。
事前の予約では五目ということだったのですが、着いてみると自分の他に客はおらず、昨日ブリが上がったと言います。
「ブリ行くかい?」
という提案に二つ返事でOKし、島武意沖へ向かいます。今年はブリダービーもエントリーしているので、是非ともこの時期に1本上げておきたいところ。
かなり波が高いですが、ぎりぎり釣りになるということでランス160gブルピングローを投入。最近は本当に個のジグ一本しか使っていません。風と潮が速く、結構船が流されます。
魚探には底付近でブリ反応。そして着底と同時にドン!
良いサイズのホッケ3本掛け。あまりの重さに船中はブリを疑いました。
この後も魚探にはブリの反応は出るのですが、大量のベイトと低い水温のせいか全く食ってきません。更に波も高くなってきて、古平方向へ戻りながら釣りを続けます。
その後は釣れない時間がありながらも、コンスタントに何かしらが釣れ、終わってみればクーラーが半タン(そんな日本語あるのか?)。
ブリは来週リベンジに行ってきます。
今回のタックルデータ
ロッド:シマノ オシアジガー∞ B653
リール:シマノ オシアジガー1501HG
ライン:PE 2.0号
リーダー:ナイロン20bp
18/3/25:降水量98mL ~ 余市サクラマス再び
またまたご無沙汰しておりました。例年の感じだとそろそろシーズン終わりかな? ということで3月25日にオフショアサクラマスへ行ってきました。太平洋側はすっかりダメダメのようなので、余市シーランチでの出港です。
例によって1時間ほど走り、積丹沖でのスタートフィッシング。気温も高く、天候は晴れ。絶好の釣り日和です。
海上は。
ジグを投入してまず驚いたのは、まるで潮が効いていないいないこと。ジグの潮抜け云々ではなく、ジャークした感触がスッカスカです。しかも船の周りをイルカが回っており、マスが全然ダメ。結果的に船中2本でした。私は0。残念です。
とはいえ良い釣果がなかったわけではありません。外道のホッケがイイ感じ。
なかでもコレ。
根際から重量感たっぷりに上がってきたのは48cmの脂ノリノリ特大根ボッケ。美味かったです。
さて、今回の釣行でも使ったジグは1本きり。前回と同じくShout! ランス160g 左右非対称ブルピンゼブラグロー。こりゃあいよいよジグの断捨離が必要かな。
今回のタックルデータ
① ベイトタックル
ロッド:シマノ オシアジガー∞ B653
リール:シマノ オシアジガー1501HG
ライン:PE 2.0号
18/2/18:降水量97mL ~ 釣具の引き算
2月12日に予定されていた室蘭ベルーガでのサクラマス五目、18日に予定されていた静内芳栄丸での五目がどちらも悪天候で欠航になりました。24日シーランチでのサクラマスがツアー最終戦ですが、あいにく仕事で参加できず。ですので前回のシーランチをもって、私は今シーズンのノースジギングバトルが終了しました。現時点での順位が15位。一昨年はエントリーするも一度も出港できず、昨年の3月にスローピッチデビュー。完全に手探りでボウズだったあの釣行を思えば、1年で随分と上達したものです。
さて、少しずつ道具を買い足してジギングをするのには困らないだけ揃いました。欲を言えばほしい道具はいくらでもあるわけですが、資金もスペースも有限ですので、どこかで妥協しなくてはなりません。
私は根が貧乏人なもので、釣行に際しても「決して安くない船代を払って乗るのだから」、とアレもコレもとタックルケースに詰め込みがちです。大体の荷物は以下のような感じです。
・タックル3セット(ベイトスロージギング、スピニングスロー、タイラバ)
・バケットマウス BM-7000
・クーラーボックス
・着替え一式
これらをえっちらおっちら自宅から車へ運び、車から船へ運び、そしてまた釣りが終われば船から車、車から家へと運ぶわけですが、毎度その重さと量には辟易します。ましてや釣果が伴った場合には重量のあるクーラーボックスもあるわけですから、嬉しいけども悲鳴を上げたくなります。
特に重たいのがタックルボックス。私はジグを縦に並べる方式で詰めています。NorthCast平中オーナーの記事を参考に100均で買った素材を組み合わせ使っているのですが、先程図ってみるとこれだけで3.6kgあります。
バケットマウス自体の重さ、その他詰める諸々を合わせれば5kg以上はありそうです。
もちろん一番の原因は写真のジグ達。
「あの色じゃないと釣れないかも」
「このジグじゃないとダメかも」
そう思って詰め込むわけですが、振り返ってみるとこの3ヵ月間で使ったのは4本程度。特に100gのモノは全く出番がないと言って良い状態。以前ベルーガに乗った際、水深10mを切るようなポイントでヒラメを狙ったときにこそ使いましたが、それ以外では軽くても130g。3番のロッドなら実際130~160g位が振りやすいですね。形状にもよりますが。あとはカラーですが、これもそれほど沢山はいらなさそう。ブルピン、ゴールド、グロー(ゼブラ)があれば、あとはそこでの鉄板カラージグ(太平洋サクラマスのブラックグローゼブラとか根物のオレンジグローゼブラ、日本海サクラマスでのグリーンなどなど)で十分な気がしてきています。その中で130g前後、160g前後、200g前後と重さで振った方が実用性が高いと思い始めております。
来シーズンは理想の身軽アングラーを目指して荷物の軽減も図りたいですね。
18/2/10:降水量96mL ~ サクラマス NorthCastジギングトーナメント
もう今シーズン第何戦かわからなくなりましたが、ノースジギングバトルに参加してきました。狙いはサクラマス、乗せてもらうのは余市シーランチです。
それほど走らないのかな、と思いながらもキャビンでウトウトすること1時間以上。真っ暗だった空がすっかり白んだ頃にようやくポイント到着。Google Mapで確認すると積丹町の沖辺り。思ったほどの風もなく、波もありません。水深30~40mラインでスタートフィッシングです。
浅めの水深ということで、私はスピニングタックルでのスタート。ジグはNaMaRaグリーンシルバー130gです。
アンダーでキャストし、着底から速いピッチで数m誘い上げ。そこからスローで誘います。すぐに小さいアタリがあり、上がってきたのはやや小さめのホッケでした。初めこそ嬉しかったのですが、大小さまざまなホッケがかなりの数でいるらしく、ひっきりなしに釣れ上がってきて段々鬱陶しくなってきます。いわゆる太平洋側でのスケトウダラが、日本海側でのホッケなわけです。その上、良型になると引きも強くなり、竿先を叩く引きはサクラマスに似通っています。なので上がってくるまでサクラマスなのかホッケなのかわからず、これまた大変困ります。
食べごろサイズのホッケを確保しながら誘い続けていると、それまでとは明らかに異なる金属的なアタリがあり、フッキングも成功。ワクワクしながら慎重に巻き上げると、途中でテンションが無くなってしまいました。しかもジグの重みすらありません。
ノットが抜けたか? と巻き上げてみると、リーダーの先端でスパッと切られています。積丹沖であのアタリ、ヒラメだったように思います。喜ばしい外道だっただけに残念。
さて、ここまで釣りをしてきて海は大変に穏やか。私の立つミヨシ左舷は払い出しになります。仕掛けがかいこんでくることもないので、ベイトタックルに持ち替えます。朝マズメの良い時間帯、ジグを結びなおす時間ももったいないですし。
船中ではひっきりなしに大小ホッケが上がり、時折マダラが混ざります。しかし肝心のサクラマスはトモで1匹が上がったのみ。船長もサクラマスの反応を探して段々と積丹半島先端に移動していきますが、先端へ行けば行くほどウネリが激しくなり、立っているのも大変なほど。そんな中で1尾上げました。
誘い方は前回学んだ通り、着底後すぐにハイピッチで魚のスイッチを入れ、そこからスローで食わせる戦法。ジグも前回同様ランス160gブルピンゼブラグロー。テールフックががっちりと掛かっていました。
結局、この日私が釣ったサクラマスはこれ一本だけ。船中13人で3本という釣果でした(外道は多数)。前回コツを掴んだかに思えたのですが、この結果ではなんとも。核心にまでは至りません。次回以降の課題ですね。
釣果としてはサクラマス1本、シマゾイ2本、真鱈4本、ホッケ多数でした。
途中でいくらでも釣れるホッケに辟易し、クーラーボックスも小さいものしか持って来ていないしということでほとんどリリースしてきたのですが、一夜干しとフライで食べたら美味いこと美味いこと。もっと持って帰ってこれば良かったなあ! シマゾイの刺身も大変美味。サクラこそイマイチでしたが、胃袋的には大満足でした。
今回のタックルデータ
① ベイトタックル
ロッド:シマノ オシアジガー∞ B653
リール:シマノ オシアジガー1501HG
ライン:PE 2.0号
リーダー:ナイロン20lb
②スピニングタックル
ロッド:メジャークラフト クロステージスローピッチ CRXJ-S64M/LJ
リール:Shimano ツインパワーSW5000XG
ライン:PE 2号
リーダー:ナイロン20lb
18/1/20:降水量95mL ~ スロー系ジギングでサクラマスリベンジ
前回の釣行から2週間。土日を目前に控えた18日。そういえば高野船長に新年の挨拶してなかったな、と思い仕事の合間にスマホを手にしました。
「今年もよろしくお願いします。週末はマスですか?」
「釣れてるよー、来るかい?」
すぐに妻の許可を取り、二つ返事で週末の釣行を決めました。
深夜に札幌を出て1時間半。あっという間に勇払マリーナに到着です。室蘭へ行くことを考えると随分と近く感じます。極寒ではありますが何とか準備を終え、船に向かいます。
今シーズンはサクラマスが好調とのことで釣り人は沢山。タマリスクには乗ることができず、船長に紹介してもらい初めてのホーネットに乗船です。
後方のキャビンに入ったのですが、暖房がなくて足が凍えました。
寒さに耐えながらウトウトと約1時間、すっかりあたりも明るくなった頃、ポイントに到着しました。
船には私を含めて釣り人が6人。ソウハチ狙いの女性が2人いる他は全員がサクラマス狙いです。1人がバケオンリー、2人がジグオンリー、もう1人はジグバケ両方でした。
反応が40m前後という船長の指示でジグを振りますが、上がってくるのはスケソウばかり。これまで1尾もマスを釣っていないため、どんなアタリなのかも分からずイマイチ要領を得ません。
そうこうしている内に左隣でバケを振っていた方にマスが掛かります。聞けば棚は15m前後とのこと。
めちゃめちゃ浅いじゃないか! と巻き上げて棚を変えると、それまでとは明らかに違うひったくるようなアタリが。掛かってからも竿先が小気味良く叩かれます。強い遊泳力を感じる魚。
スケソウとは違うなあ、と思いながら巻き上げると念願のサクラマスが! 美しい銀ピカの魚体です。
私が何とかもう1本釣る間に、隣でバケとジグの両方を使っていた方はあっという間に10匹釣り上げてリミットメイク。ジグでも次々に釣り上げているので、技術を盗むべくジャークを真似します。
なるほど速めのジャークを多様している模様。
すっかり日が高くなり、ストップフィッシングの12時まであと1時間となった頃です。早朝は浅かった棚が100mのべた底でした。船全体もマスは上がらず、停滞ムードが漂います。
ところが私の竿には違和感が。着底から速いピッチで10回ほどしゃくり、そこからスローで誘いを入れるとアタリが頻発します。まさに前回釣行時のアドバイス通りです。
しかし明らかにアタリは出るのですが、なかなか乗せられません。感触としてはスケソウではなさそうです。
「はい、終了ですー」
という船長の声と渾身のフッキングが同時でした。なにしろヒットレンジが100mですので、なかなか上がってきません。
タモを手に隣に立ち、マスかいと聞く船長に、
「スレでなければ」
と答えながらひたすら巻きます。見えてきたのは今日イチサイズのサクラマス。
「最後にきたねー!」
とタモを海中に着ける船長。暴れるマス。そして身切れ。タモまであと2mと言うところで痛恨のバラシでした。
しかしこの1匹が今日一番狙って掛けた感が強い1匹でした。この良い感触を次回につなげたいところです。
タックルデータ
ロッド:シマノ / オシアジガー∞ B653
リール:シマノ / 11オシアジガー 1500HG
ライン:PE2.0号
リーダー:ナイロン16lb
ジグ:shout / LANCE 160g 左右非対称カラー ブルーピンクゼブラグロー