'10/11/30 : 降水量 31 ml ~ 11月の読み物
新潮社 「yomyom 16」
Edgar Allan Poe 著 谷崎精二 訳 「ポオ小説全集」
宮部みゆき 著 「蒲生邸事件」
同上 「ICO」
以上読了。
「yomyom 16」は死を扱った読み物が多くて、なぜだか心を打たれた。
中でも辻村深月の「使者生まれる日」(ツナグ生まれる日と読む)シリーズが終わってしまったのが残念。
特に最近は面白かっただけに、もっと続きが読みたかった。
ポオは「エルム街の悪夢」や「黄金虫」などの短編が含まれていて、間違いなく面白かった。
面白かったのだけど、いかんせん文章が読みにくいのだ。
これはコナン・ドイルなんかもそうなので、翻訳もの故か、はたまた時代がそうだったのか。
ああ、読み手の脳みそが足りないのですか。そうですか。
最後に宮部みゆきの二冊。どちらも良い。「ICO」はゲームをノベライズ化した作品だったのだね。
あとがきを読んで、ゲームの方もやってみたくなった。