「1月の読み物②まとめ」がないじゃないか! と思ったあなたはこのブログのヘビーリーダーである。ヘビーリーダーではあるが、 そんな奇特な人はまずいないだろう。いたら正直驚きである。もちろん嬉しいけど。 だいたい他人がひと月の間に読んだ本を列挙され…
本日は伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」のご紹介である。 毎度毎度のことながら、本を紹介すると言うのは難しい。中身に触れなくては紹介にならないが、 かといって触れすぎるとネタバレになってしまう。今回もネタバレにならないレベルで、かつ本の 面白さを…
(これは昨日の日記の続きです。まだの方はこちらから先にどうぞ) ソニータイマーが発動することもなく、九年間働いてきたコンポの調子がおかしくなり始めたのは、 去年の夏ごろであった。ボリュームには一切触っていないのに、勝手に音量が尻すぼみになって…
今の中高生は信じられないかもしれないが、MDウォークマンが一世を風靡していた時代があった。 ちょうど今から十年ほど前だから、まさに一昔前ということになる。当時はソニー全盛期の頃でも あって、クラスの大半はソニーのウォークマンを持っていた(ん? …
新年明けましておめでとうございます。 昨年は本当に「あっ」という間に過ぎてしまいました。 卒論提出、就職活動とやらなくてはならないことが目白押しの本年。 同じくあっという間に過ぎてしまうなら、全力で駆け抜けてやろうと思います。 最後になりまし…
2010年最後の更新は今月の読み物まとめです。 森博嗣著 「スカイ・クロラ」 同上 「グレイ・ト・ザ・スカイ」 桜庭一樹著 「GOSHICKⅣ」 同上 「GOSHICKsⅡ」 射逆裕二著 「みんな誰かを殺したい」 榎本秋著 「ライトベル文学論」 成田良悟著 「バッカーノ!1705」 森博嗣の…
今月の読み物から三冊目の紹介。今回は成田良悟著「バッカーノ!1705」。 そう、ラノベです。 なにが「そう、」なのかはわからないけれど、ラノベを批判してみたことだし読んでみよう、と。 (批判する前に読めよ、というツッコミは受け付けません)。 さてそ…
(この日記は前回の続きです。まだの方はこちらからどうぞ) そんな経験があったので、今回もなにかの見間違いかもしれないと思い、一応湯船に入って はみたのだがやはりお湯が無い。深さにして僅か数センチ。立った状態でくるぶしの辺りまで あるかないか、と…
四月が始まってやっと大学院生になったと思ったら、あと一週間で今年が終わってしまう。 毎日毎日暑い暑いと言っていたはずが、いまやコート無しでは過ごせない気温である。思えば 今年は夏と冬以外の季節がずいぶんと短かった気がする。これでは四季ではな…
今月読んだ本の中から二冊目の紹介。榎本秋著「ライトノベル文学論」。 最近随分と耳にする機会の増えた、ライトノベルというやつ。 大型書店なんかをうろついていると、やたら表紙に萌え系のイラストが描かれた本ばかり並ぶ棚があるが、きっとあれらがそう…
数日後、悪名高き○川急便ではなく、安心と信頼の○猫ヤマトによって商品は無事我が家に 届いていた。スカッシュから帰って玄関を開けたら、良く分からないデカイ荷物が置いてあった のである。マスク一つしか入っていないはずなのに、縦七十センチ、横三十セ…
ボクがクレジットカードと言うものを持ったのはつい最近のことである。それまでは買い物と 言えば現金、あっても銀行振り込み程度。 「そもそもクレジットカードなんて社会人が持つもので、学生の俺には関係ないじゃーん」 というのがボクの基本スタンスであ…
今年も師走。早い早い。おっどろきのスピードで一年が過ぎ去っていきます。 十二月に入って一冊の本を読み終えたので紹介をば。 森博嗣著「スカイ・クロラ」。 今更かよ、というご指摘は受け付けません。 このシリーズは実に詩的。文字が少ないので一気に読…
新潮社 「yomyom 16」 Edgar Allan Poe 著 谷崎精二 訳 「ポオ小説全集」 宮部みゆき 著 「蒲生邸事件」 同上 「ICO」 以上読了。 「yomyom 16」は死を扱った読み物が多くて、なぜだか心を打たれた。 中でも辻村深月の「使者生まれる日」(ツナグ生まれる日…
(この日記は昨日の続きです。まだの方はそちらから先にどうぞ) 職務質問を受けなくても渋谷ハチ公前でわけわかんない塊に火なんかつけていたら、 待ち合わせ相手よりも先にお巡りさんが駆けつけてくるだろう。以前「のろしを上げて 通信しよう」という企画を…
携帯電話の充電が切れた。これが自宅での出来事であれば何の問題もないのだが、 あいにくボクは札幌駅のど真ん中に立っていたのである。さらにマズイことにボクは 待ち合わせ場所に向かっている最中で、さらにさらにマズイことに待ち合わせる時間 と場所を正…
ところでボクの記憶にある中で、今度のテレビは四台目にあたる。過去三台で本当に映らなく なって買い換えたのは、二台目のナショナル製テレビだけ。あれは寝る直前までは平気だった のに、朝起きてみると全く映らなくなっていた。 「ちょっとー! 起きて。…
世の中には厚ければ厚いほど嬉しいものと、なるべく薄いほうが嬉しいものがある。 前者に当てはまるのは札束やステーキで、脂肪やたいやきの皮なんかは後者である。 ちなみにどちらも程度問題だということは重々承知しているので、 「じゃあアンタは厚さ一メ…
今度の休みにボウリング行かない?と誘われて、 「いいよ。地質調査? それとも温泉掘り?」 などと答えるやつはそれを生業としているか、余程のひねくれ者かのどちらかである。 現代日本でボウリングと言えば大きな機械でごりごり地面を掘るアレではない。…
そして二つ目にして今回最大の鬼門だったのが、車での移動であった。脈略の ない文章で申し訳ないが、ボクは運転が嫌いである。理由は簡単。運転がヘタクソ なのだ。元来の運動音痴が災いしてか、運転が本当にヘタクソ。乗るたびに 数回は「危ない!」と思う…
考えてみると星の下に生まれる、というのは妙な表現である。今は大抵病院の屋根の 下に生まれているだろうし、まあ、あっても自宅の屋根の下であろう。さらに上を見れば 確かに星は瞬いているのだが、これだけ距離があって星の真下もヘチマもあるまい。 第一…
さてそういうわけでボクは沖縄旅行へと旅立ったのだが、出発前々日予報の 段階で日程全てが雨であった。週間予報の時点では晴れていたのだが、 出発直前になって台風三つがまるで吸い寄せられるように進路を沖縄方面へと 変更し、新聞の予報欄はあっという間…
「俺だって負けたいよ! 」 これを言ったのは大泉洋である。彼の所属する劇団チームナックスのリーダー である森崎博之はかなりの晴れ男であるそうなのだが、その森崎博之と一緒に いても、大事な時には大抵雨が降るらしい。挙句森崎博之の結婚式を土砂降り…
逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げただめだ、というのは某有名アニメの主人公の セリフである。確かに逃げてはいけない事態も人生には多々あるが、別に逃げても 良い状況も同じくらい存在する。皮肉なのは逃げちゃいけない方は逃げられるのに、 逃げても構わ…
携帯を新しくしたので待ち受けを作成しました。 ←見えないけれどここにGIFアニメもあります。
実際に木の下に着いてからも脚立の上に立って誤魔化していたのだが、 それで手の届く範囲なぞたかが知れている。結局追いやられるようにして ボクは木の枝に足を掛けた。手ごろな枝を掴んでおりゃあ!と体を起こすと、 目の前はちょっとしたジャングルである…
当たり前ながら梅酒を漬けるには梅が必要で、当たり前ながら梅は木になる果実である。 さらにさらに当たり前ながら梅の木と言うのは得てして背の高いものである。 「あんた今日の午前中時間ある? 」 朝一番、惰眠を貪るボクの頭の上から、母親のでかい声が降…
かれこれ一週間ほど前のことになるが、僕は函館に行って帰ってきた。 行ったんだから帰ってくるのは当たり前だろう。 そう思うのはもっともだが、僕があえてこう書いたのにはちゃんと理由がある。 車で行ったのにもかかわらず、何と函館日帰り旅行だったので…
学生という立場上、ボクの周りでは適当な理由にかこつけて、しばしば 飲み会が開催される。適当な理由があるときもあれば、ないときもある。 とにかく宴会は宴会なのだから、それはそれである。 ボクも酒には弱いが騒ぐのは大好きなので、呼ばれればすべから…
どうしても一度ヒラメが釣ってみたい!というわけで石狩ボートヒラメに行ってきた。 天気こそ良いものの、今年はヒラメがあまり釣れていないらしい。 ボウズ覚悟の短時間釣行。状況が渋い上に短時間ということで、四の五の言っている場合ではありません。 一…